インフルエンザ脳症で入院した日|このままでは一生寝たきりですね。

インフルエンザ脳症体験談~入院時~

私は2019年1月15日火曜日にインフルエンザ脳症で大学病院の脳神経内科に入院しました。

脳が腫れ上がり認知が崩壊。朝から仕事仲間に異常な電話をかけまくり、異変に気付いた妻が救急車を要請。近くの大学病院へ搬送されました。

救急車内では意識があったようです。でも覚えていません。

たぶん受け答えは支離滅裂になっていたと思います。

なぜこのようになったのでしょうか?

原因は自分の抵抗力の暴走です。体内に侵入したインフルエンザウイルスに抵抗する免疫が強く働きすぎて、記憶を司る脳の器官である海馬に傷をつけたのです。

人間って不思議です。脳に傷がつき腫れ上がって認知が滅茶苦茶になった状態でも、受け答えをしたり歩いたりすることができるんですよね。

病院に救急車が到着した直後の私の様子

当日の記憶は全くありません。すべて後日に妻から聞いた話です。正直、滅茶苦茶驚きました。こんなことをしていたそうです。

大学病院に到着すると、私は一人で救急車を降りてスタスタと歩き始めたそうです。

それを見ていた他の患者さんが、

「何でもないのに救急車を呼ぶ人がいるから困るんだ!」

と憤慨していたそうです。

典型的な見えない障害ってやつですかねぇ?見た目は普通。行動も普通に見える。でも、本人の意識はこの世にはありません。

私自身が振り返ってみても、そのとき何を考えていたのかなんて全く思い出せません。本能の赴くままに行動していたのだと思います。

そんな風に一見普通に見えるけど認知が完全に壊れた私は、このあと大学病院でこれでもかと言わんばかりの検査を受けます。

その中には私が大の苦手とするMRIもあります。狭いところが苦手なのでMRIなんてとんでもないのです。でも全く平気で受けていたようです。

人間って不思議ですね。

脳が傷ついて腫れ上がっても歩けるし、受け答えもするし、検査もおとなしく受けられるんです。

このままでは植物人間になりますよ?

検査の結果、私の病気は「インフルエンザ脳症(仮」と診断されました。(仮なのは他にも2つの候補があったからです。それは後日記事にします。

脳神経内科に緊急入院です。でもこの時はベッドが満杯のため空きのある内科の個室に入院することとなりました。

ちなみに個室の場合は差額ベッド代がかかります。部屋の広さによって変わりますが私の病室は一泊1万4千円だったかな?でも、病院の都合で個室になるとのことで差額ベッド代は無にしくれました。ありがとう!

さて、入院するとすぐに治療が始まりました。

今すぐに実施できる治療法は一つ。大量のステロイド剤をじゃぶじゃぶと体に点滴する「ステロイドパルス療法」というものです。

ステロイドを点滴なんてしたら大変なことになると思いません?

そうです。この療法には副作用があります。まともに歩けなくなる可能性があるのです。

私の妻の知り合いが足を引きずって歩いているのですが、ステロイドを使った治療の結果だそうです。妻はその事実を知っているため医師に「それしか方法はないのですか?」と確認しました。

でも「今すぐ治療しないと、一生寝たきりになる危険性があります!」と、きっぱりと断られました。それほど急を要する状況でした。

こうして大学病院に緊急入院をし、一か八かの大量のステロイドを点滴する治療が始まったのです。

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