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高次脳の特性を知り復活へ向け一歩ずつ前進!今後の目標を決めた

高次脳機能障害の克服

高次脳機能障害になってから2年と2か月経過かな?

最近はどんどんと昔の自分が行っていたことをこなせるレベルまで脳が回復しています。

ただしウルトラマンのように時間制限があるようです。

私の脳が病前と同じように活動できるのは16時ぐらいまでかな?それ以降にも昼と同じペースで作業を続けていると、夕食を作る時間帯には昼の記憶が飛んでいるようです。

記憶が飛んでいるかどうかは自分では分かりません。

ですが、妻が抜き打ちでテストを行ってきます。それに正確に答えられなくなるようです。

例えば「お昼に何を食べた?」

この「何を食べた?」系の質問は入院当時に毎朝主治医の巡回で行われましたが、一度も答えられたことがありません。そして今も答えられません。もう丸2年以上が過ぎているのにですよ…

「なんだったかな?」としばらく考え込みます。…が、質問された瞬間に「ぱっ!」っと答えが頭に浮かばない場合は、どんなに思い出そうとしても無理なようです。必死に思い出そうとすれば思い出せるものではないようです。

元々がそうだったのか、障碍者になったからそうなのかは分かりません。とにかく思い出せるかどうかは一瞬で決まります。

ちなみに今ブログに書いているこのエピソードは、記憶を頼りに書いています。何も参照していません。面白いですよねぇ。覚えているんですよ。答えられなかった時の様子を。

私の記憶障害の特徴はこうなっています。

  • 何気の記憶は思い出せない。
  • 覚えようとした記憶は思い出せる。

こうして書き出すと「それあたりまえでしょ?」ってなりますね。私もそう思います。何気の記憶なんて「普通ないよねぇ?」って。

でも、実感しているんです。この何気の記憶を想起する力。これが圧倒的に弱まっています。「おぼえるぞ!」って気合を入れないと覚えられません。すべてが右から左へとボロボロと抜け落ちていきます。

最近思うのです。

「この辺りが私の記憶障害回復の限界なのかなぁ?」って。

千葉リハで作業療法士さんとお話をした時に聞いたことがあります。「記憶力の回復はいつまで可能なのか?」って。

脳の回復っていろいろ説があって、

  • 発症後1週間
  • 1か月間
  • 半年
  • 一年
  • いつまでも

こんな風に諸説あるんですよね。私はもう2年を超えてしまいました。記憶力はだいぶ取り戻しました。でも夕方の記憶は薄いですね。

特に日常生活の記憶はダメです。たぶん私の意識の中では仕事の記憶が優先されているのだと思います。

脳の記憶領域って作業机に例えられます。作業机は一時的な記憶を置いておく場所です。そこから大事なものをピックアップして記憶の金庫にしまい込みます。金庫にしまった記憶は消えません。

  • 作業机・・・海馬
  • 金庫・・・大脳

こんなイメージですね。私は作業机は狭くなってしまいました。そういう障害です。しかも一日の時間の経過とともに小さくなっていくようです。

記憶力に関しては完全にハンデを背負っていますね。もうこれはどうしようもないのかなぁって思います。悲しいです。残念です。

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障害の克服は自分を知ることから

高次脳になって今まで生活をしてきて、自分の特徴が色々と見えてきました。

病気をした直後は「自分は何一つ変わらない。退院したらすべて元通り。」という認識でした。

現実は違っていました。病気をする前まで当たり前に出来ていたことがほとんどできなくなっていました。幸いなのはPCを使う能力はそのままだった。ということですね。プログラムなんかも依然と遜色なく作れます。助かりました。

ただし日常生活はぐちゃぐちゃになりました。とにかく忘れる。忘れる。最初の頃は仕事の内容も忘れていました。でも次第に仕事は元通りにできるようになりました。

でも、日常生活…これがまだ元に戻ってはない実感です。抜けます。とにかく抜け落ちますね記憶が。

なんというか「私の能力がまだらになってしまった」そんな状態ですね。この能力のいびつさが「高次脳機能障害の特徴」なんでしょうね。

そして、そのいびつさゆえに、得手不得手のバランスが滅茶苦茶になってしまう。

だから事情を牛らない他人の目からは「普通の人」に見えるけれど「なぜか変な所で手を抜いて失敗している怠け者」こんな風に見えているかもしれませんね。

怠けものじゃないですよ。私。命がけで仕事をして家族に止められるほどでしたから。今でも妻に言われます「そんなに仕事をするな。」「根を詰めるな」って。

でも、やらなくちゃならないんですよ…

意地とか見えとかじゃなくて、お金が無いと生活が成り立ちませんからね。

障害者となっても歯を食いしばって生きる。

そういう世界を生きる人間になったのだと思います。

私は本当に頑固で意地っ張りなんだなと思います。

「絶対に元に戻ってやる!」そう考えています。

今はその頑固さが脳の回復に良い方向に左右しているのかもしれません。

人から見たら私は普通の人に見えるでしょう。でも少し付き合ってみると「ん?なんか矛盾があるぞ?」そう感じると思います。自分でも実感しています。自分のミスに。

今の私の高次脳機能障害は、そんな感じです。

周りの人たちは気づいていると思います。それでも私と付き合ってくれます。みんな優しいです。恵まれた環境にいます。

当面の目標は「疲れても記憶がズレないようにすること」かな?

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