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高次脳機能障害になった私が妻を恐れさせた命に係わる症状

高次脳になった私が、妻や千葉リハから最も求められていたものがあります。

「それができない事には恐ろしくて目が離せない」と常に言われていました。

何かというと「休憩」と「環境調整」です。

私は高次脳になってからというもの、自発的に休憩をとれなくなっていました。一旦仕事を始めると延々と仕事をし続けるのです。酷い時は食事どころか水を飲むことすら忘れてしまう有様でした。これでは命が危険です。

声をかけて止めようものなら烈火のごとく怒りました。段々と感情が爆発することはなくなっていきましたが「わかった終わりにするよ」と返答してからも1時間は作業し続けるような状態でした。

こんな状態のときは、周りの環境の変化にも全く無頓着になっていました。

例えば真夏にこんなことがありました。

窓を閉め切って、エアコンもつけずに部屋の中がとんでもなく暑い状態です。私は「暑い。暑い」と言いながら仕事をしていました。汗はだらだら。顔は真っ赤だったと思います。

普通なら涼しくする工夫をするでしょう。暑いという感覚はあるのですから。

でも私はそうはしませんでした。ただひたすらに「暑い。暑い…」というだけで環境調整をしませんでした。

なぜかって?

暑い事は自覚しているのですが、エアコンを付けなければならない。という考えに至らなかったからです。仕事に過集中してしまい、仕事以外の事にまったく注意が向かなくなっていたのです。

ありえないですよね。尋常じゃありません。命にかかわります。

これが私の「注意障害」の症状でした。あまりにも物事に集中しすぎてしまい、他のことが一切できなくなってしまうのです。自分の命を危険にさらしてしまう障害だと思います。

高次脳機能障害の注意障害や遂行機能障害にあたるのだと思います。

今はそんなことはありません。しっかりと環境調整ができます。暑ければエアコンを付けて温度を下げます。寒ければ暖房を入れます。

「何を言っているんだ?」

って思いますよね?私も思います。不思議で仕方がありません。でも私はそんな訳の分からない障害を抱えていました。

妻が一番心配していた障害でもあります。ことあるごとに「熱中症になるのが心配で目が離せない」と言っていました。

注意障害、遂行機能障害とさらっと名前がついていますが、命に係わるレベルで危険な障害なのだと思います。

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