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半年ぶりの千葉リハでの診察|高次脳はまた一歩改善。今後の課題も見えたよ。

昨日10/6に千葉リハで診察を受けてきました。半年+1か月ぶりかな?本格的に仕事が始まるとなかなかタイミングが合わないものですよね。

思うにスケジュール調整は高次脳にとって最悪レベルに相性が悪い作業だと思います。私自身とても苦手です。「高次脳は変化に弱い」って言われていますが「そのとおりだ!」って思いますよ。

変化に弱いって聞くと、記憶が上書き更新されないとか、脳の処理が付いていけないとか、そういうのを思いつくと思います。

もちろんそれもありますが「高次脳は変化に弱い」は別の意味もあるようです。経験からそう感じています。それは…

「なぜ自分の時ばかり悪いことが起こるんだ!」

という否定的な感情に強く襲われるということなんですよね。

例えば「明日遠足に行く予定があった」とします。でも次の日の朝、雨が降っていました。遠足は中止です。普通の人なら「雨か仕方がないな。他の事をしよう。」となりますよね。

でも私の場合は違います。以前の私は「なぜ自分が出かけるときに限って雨が降るんだ!いつもこうなんだよ!いつも自分ばかりが不幸に合うんだよ!すべてが自分を邪魔するんだよ!!」って烈火のごとく怒っていました。

今ではこのようなことは全くおこらないのですが、障害が酷い時は劣等感と僻みの塊になっていました。少しでも自分の行動が阻害されると「いつもこうなんだよ!!!!!!!」って怒りまくりでしたよ。本当に厄介な状態。

千葉リハに一人で行く際に、信号機故障で電車のダイヤが乱れた時なんかモロにその症状が出ましたね。「自分が初めてひとりで電車に乗るって言うのに!!!そういう時に限って!!!」ってホームで怒っていました。さすがに騒いだりはしませんでしたけどね…イライラがマックスでしたね。あのときは。

振り返れば、発症後半年は確実にダメダメでしたね。注意障害もすごかったですし。受傷半年で一人で千葉リハに行くのは早かったと思います。千葉リハに行くのを途中で断念して自宅に帰ってしまったこともありました。

そんなハチャメチャな状態だった私ですが、高次脳機能障害になってから2年9か月が経過した今。久しぶりに千葉リハで診察を受けましたよ。しかも一人で車を運転してです。やったー!

運転はできるほどに高次脳は改善しました。でもまだ障害はあります。それについてまとめるとこんな感じです。

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高次脳機能障害になって2年と9か月後の状況は?

現在自覚している障害は4つですね。これをメモ書きしておき、千葉リハの診察で伝えましたよ。

  • 疲れた日は夕方以降の記憶が怪しくなる。昼の出来事が思い出せない。
  • 記憶が上書き更新されずに巻き戻る時がある。
  • 思い込みに引きずり込まれやすく、頭の中で事実に変化してしまう。
  • 会話が終わった瞬間に内容を忘れる。たった今、何を話していたか思い出せない。

診察で質問される内容を想定しておき、ノートにまとめておくのは超お勧めです。普通の人でも診察室では伝えたいことの半分も伝えられないのではないでしょうか?

ましては記憶障害ですからねぇ私は。完璧にメモしておかないと1/10も伝えられないと思います。これでは診察のしようがないですよね。

診察は上手く行ったと思います。そして同じように仕事もうまく回せるようになりました。

システムエンジニアの仕事なのでかなり複雑です。それなのに記憶の落とし穴がチョクチョクあるんですよね。

でも失敗は許されません。仕事が進みませんしね。だからONENOTEやipadなどのIT機器を駆使して記憶障害をフォローするように工夫しています。

そういうのを「代償補完」と表現するそうですね。(勘違いしていなければ)今回の診察の時に言われました「代償補完はOKだ」ですって。良い傾向だそうです。よしよしよし。

診察のたびに「眠そうにしている」「元気がない」「疲れている」そのように指摘されてきましたが、ついに「良い傾向」と言われるようになりましたよ!

高次脳機能障害の状況がまた一つ良い方向に進みましたね!

記憶障害の次に克服すべき課題とは

記憶障害は「代償補完」といやつでカバーできるようになりました。

ipad、WindowsPC、スマホ、ONENOTE…これらのITツールを駆使してかなり複雑な仕事もこなせる様になりました。たぶんここまでできる人は健常者でもあまりいないかもしれません。そんなレベルだと思います(慢心?)

疲れると思い出せなくなりますが、まぁそんものでしょう。記憶障害の克服度はだいぶ満足いくレベルになっている状況ですね。

しかし最近…というかだいぶ前から千葉リハから指摘されているものがあるんですよね。次はそれを克服する必要がありそうです。それは家族との付き合いです。

家族とうまく付き合えなくなった?どういうこと?

私と妻の仲はすごく良いです。でも子供との仲が完全にすれ違いになっています。

このことは妻が大変心配している問題で、千葉リハからのヒアリングでは、いつも子供と私の関係を心配事の第一にもってきています。

なぜこのようなことが起こるのか?

病気をする前は、私と子供はとても仲が良かったんですよね。毎日一緒に遊んでいました。それが今では完全にふれあいゼロです。仲が悪くなったというわけではありません。でもふれあいがゼロなのです。

その原因として「私の意識の方向が外ではなくて内側に向いているから」と指摘されています。しかし、これがどういうものなのかがイマイチぴんと来ない。

「私は自分の障害を克服するために全エネルギーを消費しているため、周囲に対して全く興味を失っている状態」らしいです。

言われてみればそんな気もします。でも正直、子供への興味がなくなっているんですよね。本音はこうなんですよ。

「子供にかまう余力があるのなら自分自身の障害を何とかしたい。」

こんなことを書くと「親の資格がない!」って指摘されそうですが、高次脳機能障害になってからなんですよね周りに興味を失ったのは。「資格が無い」と言われてもどうしようもないんですよ。病気でそうなってしまったのですから。

「努力が足りないから?」

…いや、努力ではないと思いますよ。

毎回千葉リハからは「子供とコミュニケーションをとれ!」とアドバイスされています。ゲームでも何でもいいです。とにかく一緒に何かをする。毎回。毎回。言われていますが、1㎜も進捗していない現状です。まいった!

千葉リハからのもう一つの課題は休め!とにかく休め!

私きがつくと働いています。スケジュールをパンパンに入れます。休日なしで働いてしまいます。よろしくないです。分かります。

病前は週の半分は休みのような感じでした。それですべてがうまく回っていました。

でも今違います。一週間休まずに働き続けないと何一つうまく進まない状態になってしまいました。

最近ですかね。ようやく休みをとれるようになったのは。休みに対して強い罪悪感を感じていました。

ホント不思議ですよ。コレ。私は本来「いかに仕事を早く仕事を完了させて休むか」を最初に考えるタイプでしたからねぇ。だから効率よく仕事を進めて、どんどん休んでいたんですよね。

それが今では「休むと悪い事をしている気分になる」なんですよね。だから何かしら仕事を入れてしまう。仕事をしていないと不安で仕方がないのです。

前回千葉リハでの診察では「精神科」を勧められました。「すべてにおいて不安」という症状に襲われていたからです。でも最近はその不安感がゼロなんですよね。克服したのだと思います。それはたぶん週末に外で働けるようになったからだと思います。外で働くのって大事ですね!障害の克服に繋がるわけですし。

でも、今は「休むと不安」という症状に襲われています。不安はだいぶ減っているのだと思いますが、結構厄介な不安ですよねこれって。

だからなんでしょうね「とにかく休め!」というアドバイスをいただきました。

頭ではわかっています。休まないと体を壊しますからね。なんとか休むようにしなければなりません。

  • 病気をする
  • 障碍者になる
  • 出来ていたことが出来なくなる
  • 失った能力を取り戻そうと死に物狂いになる
  • 自信を失う
  • 障害を受け入れる
  • 代替手段を見つけ出す
  • 自信を取り戻す
  • 休めるようになる

どうやら私の履歴をまとめると、このような流れをたどっているようですね。他の人はどうなんでしょうかねぇ。

そしてこれからはどうなっていくのでしょうか?

今はだいぶ心が安定していると思います。…安定していますが興味関心の方向は自分自身です。外向きではありません。これから私が乗り越えるべき壁は「心を外へと向ける」なのだと思います。

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