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コロナウイルスでサイトカインストーム|自分が経験した後遺症

高次脳機能障害 体験談

コロナウイルスに感染すると体内でサイトカインストームが起きるそうですね。最近知りました。とても驚いています。私自信が去年インフルエンザでサイトカインストームを経験しているからです。


https://kakaku.com/tv/channel=10/programID=74091/episodeID=1339245/

私は1年前インフルエンザウイルスの影響でサイトカインストームが起こりました。そしてインフルエンザ脳症となり高次脳機能障害者となりました。インフルエンザウイルスに対して自分の免疫が過剰に反応して、自分の脳を傷つけ脳症になったのです。

医師からは「一生寝たきりになるかもしれない」と言われました。

あれから1年。「ようやく障害も落ち着いてきて次のステップに進み始めた!もうリハビリも終わりにしよう!」と希望に燃えていたのですが…。

まさかこのタイミングで「サイトカインストーム」の脅威にさらされるとは思っていませんでした。

現時点ではコロナウイルスに感染はしていません。でも本当に怖いです。

サイトカインストームは一般には知られていない言葉だと思います。経験している人もほとんどいないと思います。そこで一つの例として私がサイトカインストームによって何を経験したのかをまとめてみたいと思います。

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サイトカインストームの一つ自の事例

インフルエンザは毒性が強いといわれています。私のように重症化した事例は大人は1万人に1人。コロナとインフルエンザの強さの関係はメディアによってまちまちです。その前提で読んでください。

自分自身が受けた影響

サイトカインストームはの脳を傷つける可能性のある恐ろしい自己免疫反応です。

私の場合は去年の1月にインフルエンザウイルスが体内に侵入しました。それに対する強力な免疫反応が発生し、自分の脳の海馬という部分を傷付けました。

このままでは一生寝たきりになるかもしれないと医師に言われていましたが、幸いにも寝たきりにはなりませんでした。しかし脳に傷がついたため高次脳機能障害となりました。

高次脳機能障害って何?

生活する上での必要な脳機能といったものと捉えています。食べる、排せつする、起き上がるといった生きるための基本的な脳機能の上位に位置するものです。

記憶、物事の順番、感情の抑え、自分がいる場所や時間、注意力…そういったものを司る力の一部が脳の障害により欠けてしまうことです。

「あの人、普通に見えるのに、なんか時々変なんだよね?」

というとわかりやすいかも。そんなイメージになります。

高次脳機能障害になって何が起きたの?

沢山の事が起きましたが、私が最高に困ったのが仕事がまともにできなくなることでした。

後遺症で記憶障害になりました。記憶障害というと「ここはどこ?私は誰?」っというのを思い浮かぶかもしれませんが、そういうものとは違っています。

簡単に言うと、昔のことは覚えているのに、最近・これから起こる事が覚えられれない。そのような困った状態になりました。

これは脳のどの部分に傷がつくのかで変わってくると思います。私の場合は記憶の一時的な保管場所に障害を受けてしまったため、最近の出来事を覚えられなくなってしまったのです。

「あれ?今何をしているんだっけ?」

今やっている最中の仕事を忘れてしまうような、とんでもない状況でした。

インフルエンザ脳症はどんな治療を受けたの?

免疫の暴走を抑える治療を受けました。ステロイドパルスと言います。

ステロイド剤を連日大量に点滴しました。両腕が真っ黒になり針を刺すところが無くなると、足からも点滴をしました。

この治療は副作用が沢山あります。

ステロイドパルスにはどんな副作用があるの?

沢山の副作用のうち身近に感じた副作用は次の二つです。

骨がもろくなる可能性

骨の細胞分裂が止まるそうです。大腿骨の付け根が影響を受けやすいなどと本に書いてありました。

私の知り合いが昔ステロイドパルスを受けたことがあります。その方は普通に歩けなくなりました。車いすは使っていませんが片足を引きずって歩いています。

私の場合は骨の細胞の分裂が正常に機能しているかを調べるために、退院後も定期的に日常生活に支障が出ていないかヒアリングされました。だいたい3~4か月ほどが目安のようです。

幸いにも骨の細胞分裂は止まってはいませんでした。今でも普通に歩けます。

血糖値がとても高くなります。

血糖値が高いと体に多くの害をもたらします。糖尿病になると足の皮膚が死んでしまったりします。

私は日ごろの不摂生が祟って、すでに入院時には血糖値が高かったそうです。

「歩けなくなる可能性があってもステロイドパルスをしなければならない。今はそれほどまでに重篤な状況。」

と、歩けなくなる覚悟をしての治療でした。禁忌だそうでしたがこのままでは一生寝たきりになるかもしれないですからね…。

他にもたくさん副作用があります。病院のサイトにて説明があります。↓

保存的治療法① ステロイドパルス療法の説明 | 眼科/アイセンター | 診療科のご案内 | 診療科・部門紹介 | 患者様へ | 神戸市灘区の医療法人財団 神戸海星病院
神戸海星病院「保存的治療法① ステロイドパルス療法の説明」ページです。21世紀に必要な先端的で国際的な医療、すなわち急性期、慢性期の医療、看護、介護活動 の活性化をあげることを目標として、地域医療と国際協力に役立つよう努力して参ります。

サイトカインストームって予防できないの?

ウイルスに対する過剰な免疫反応なので、ワクチン接種が予防につながると思います。事前に弱いウイルスで体を慣らしていこうという算段ですね。

私はインフルエンザの予防接種を受けていませんでした。そのためにインフルエンザウイルスに対してサイトカインストームが発生しました。

今流行のコロナはワクチンがありませんので、早急に完成するのを祈るしかなさそうです。

サイトカインストームの後遺症

私の場合は脳に傷がついたため、高次脳機能障害という後遺症が残りました。体の方は何ともなかったのですが…。

入院していた頃から今日にいたるまでの1年はとても辛かったです。

辛かったことを列挙すると

  • 異常なほど疲れやすくなる。
  • 疲れるため本が読めなくなる。
  • 疲れるため電話ができなくなる。
  • 疲れても休憩ができない。
  • 疲れると注意力が落ちる。
  • 疲れると記憶がダメになる。
  • 疲れると感情が漏れやすくなる。
  • 明るい空間で頭痛がする。
  • 雑踏で頭痛がする。
  • 病前に行っていた仕事を思い出せない。
  • 思いつめてしまう。
  • すぐに悲しくなる。
  • 行動を邪魔されると怒りやすくなる。
  • プレステのゲームができなくなる。
  • 自分が信用できなくなる。
  • 楽しい空間がつらくなる。
  • 自己肯定感が低くなる。
  • 行動意欲が無くなる。
  • 常に不安と恐怖心が付きまとう。
  • 運転禁止になる。
  • 運よく運転再開の許可が下りても長時間運転できない。
  • 運転をするとすぐに疲れ果てる。
  • 運転が怖くなる。

思い当たるだけでもこれだけの後遺症があります。自覚しているものを列挙しただけなので、家族に聞いたらもっと出てくることでしょう。

脳に傷が付いたら元には戻れないの?

1年間いろいろな書籍や、大学病院の先生からお話を聞きました。また自分の経験からなんですけど、能力的にはだいたい元に戻れそうな感じです。

ただし以前の自分に完全に戻れるか!?といったら戻れないのかもしれません。個人差があると思います。私の実感では、【仕事の能力はほぼ完ぺきに回復したかな?】と感じています。

でも、生活全般の様子はちょっと欠けている所があるかなぁ?と思います。当事者の変化を一番知っているのは家族なので家族に確認するといいと思います。【当事者の自己評価はあまりあてにはならない】が私の経験からの感想です。

「病気になる前の100%の自分の能力に戻ることはない」と周りから言われ続けてきて、そのたびにショックを受けてきました。

でもまぁ、「そんなに言うほどでもないかな?ちょっと抜けているところが増えたけれど、だいたい治ってる気がするよ!」そんな印象です。落胆するほどではありません。

さんざん心理検査などで知能指数を調べたりもしましたが、「変わんないんじゃない?」が感想ですね。基本的な能力はかわらず、一部だけ欠落しちゃうって感じ。でもそれも工夫によって補える。

工夫できる人は、自分で勝手にどんどん補うから困ることが減る。困ることが無くなったら障害者ではなく元に戻れる。そんなイメージを抱いています。これが病識のなさなのかもしれませんが…なんだかよくわからないです!まぁ回復具合にはだいたい満足しているということです。

コロナ患者への治療法はどんなものがあるのかは分かりませんが、共通するサイトカインストームからインフルエンザ脳症の後遺症について書きました。

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