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高次脳機能障害2年目|脳の回復とトラブルへの反応の変化

高次脳機能障害 体験談

高次脳になってからというもの、様々な困り事の壁にぶつかってきました。もうすぐ2年になります。

振り返るとトラブルに本当に弱くなったなぁって実感があります。

健常者の方って何か問題が起きた時、このように進んでいくと思うんです。

  • 反省して次につなげようとする。
  • 再発防止に努める。
  • 基本的に前向き。

でも高次脳機能障害になった私の場合はこうなっていることに気が付きました。

  • 失敗したことを後悔し続ける。
  • 再発を恐れて行動できなくなる。
  • 基本的に後ろ向き。

そもそも私は物事を悪い方向へ考えがち。それほど前向きな性格ではありませんでした。

その性格が高次脳機能障害になって一層強まりました。前を、未来を、見ることが出来なくなったんですよね。

常に悪い事を考えて不安に襲われています。一時的に幻覚なようなものを見るほどになったこともありました。

でも最近は

「いつまでも後ろばかりを向いているわけにもいかない。」

少しずつですが、このように考えられるようになってきたようです。

障害を受容したうえで、前を向けるまでに少しずつ心が強くなってきのかな?

ここまで心が強化されるのに約2年の時間が必要でした。長かったです。

そんな経験を踏まえて…、今回は「トラブル対応から測る、心の回復の図式化」を記事にしてみたいと考えています。

なぜか?というと、私の回復状況を図に表すことで、まさに今高次脳機能障害で苦しんでいる方の手助けになるのではないか?なんて考えているからです。

当事者の方は真っ暗なトンネルの中にいます。

「この後どうなるんだろう?」「治るのだろうか?」

そんな不安に襲われていると思います。

そのような方に

「私はこのように変化したんだよ。その結果だいぶ前向きになれたよ。希望があるよ。」

こんなことを伝えられたらな。と考えています。

文章だと伝わりにくいと思うので図で表します。

もちろん高次脳機能障害は千差万別なので、誰にでも当てはまるものではありません。それは理解しています。

でも個人的な回復のケースが見える化されていても良いと思うんですよ。同じような状況の方の指針になるかもしれませんし。

「俺は違うぞ!」というクレームはナシでお願いしますね。障害は違っていて当たり前なのですから。

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高次脳になって1年未満の頃のトラブルへの反応

障害の変化を知るためには、障害が酷かった頃と現在の比較が必要です。

比較するためには、目に見える形にする必要があります。そこで図を描きました。

次の図は、障害になって1年未満の頃の様子を自己分析したのものです。この時期はまだ精神が安定していません。

このようになりました。↓

高次脳になってから1年程度のトラブルへの反応

高次脳になってから1年程度のトラブルへの反応

上図の流れをざっと説明するとこうなります。↓

  • 何かしらの問題が起こる。
  • 負い目があるため自分一人で解決しようとする。
  • しかし自分が悪いため問題が解決しない
  • 昔の自分なら…と逃避し始める。
  • それでも意地を張って問題に取り組み続ける。抑制が外れているため止まらない。
  • 解決できない場合は無限に繰り返す。(止められるか倒れるまで)
  • もし解決できたとしても経験を忘れる。
  • 成功体験が積み重ならないため常に自信が無い。

高次脳になって2年が経過したころのトラブルへの反応

この頃になると運転再開が出来ています。妻も見違えるように変わったと言い始めた時期です。

正直言って私には変化の実感はありませんでした。「そんなに変わったかなぁ…」という感想です。

図にするとこうなるんですよね

高次脳になって1年後のトラブルへの反応

高次脳になって2年後のトラブルへの反応

上手の流れをざっと説明すると…

  • 何かしら問題が起こる。
  • 解決できないのなら代替手段をとる。(人の手を借りる)
  • 無理をしない。
  • 解決できないのなら別の手段をとる。(もしくは保留にする)
  • 解決できたら成功体験が積み重なる。
  • 自信につながる。
  • 次の問題を恐れなくなる。

こうして図にするとよくわかります。確かに変化しています。高次脳機能障害が回復しているのが目で見て分かります。

高次脳になって2年。脳はどれだけ変化した?

トラブルが起きた時の二つの私の反応。だいぶ違いますね。

2年前は問題が起こると「いつも自分ばかりに悪いことが起こる!」と怒り狂っていました。でも問題解決しなければなりません。だから無理に行うのですが…出来ないんですよね。

やっているそばから忘れてしまったり、注意がそがれたりして…。

で、怒り爆発です。酷いものです。遂行機能障害です。

この時期は易疲労も酷く、すぐにグッタリ。再び倒れてしまうのではないか?という状態にまでなりましたが、それでも止めようとしませんでした。

なぜかって?

「ダメになった」って思われたくなかったからです。この行動そのものがダメなんですけどね…。

でも今は違います。「しょうがねぇなあぁ。そんなもんだ。」って考えられるようになりました。

私は元々怠け者です。いかにごまかすか。いかに楽するか。いかに要領よく片付けるか。そんな事を考えるタイプでした。出来ない事をいつまでも必死にやり続けるなんてありえません。

「手段がどうでも結果が出ればいい。」「出来ないのならできる人にやってもらえばいい」

こんな感じでした。

トラブルはサクッと片付けて、もっと身になることをやろう!って考えた方がストレスが無いし、自分のためにもなるし…お得なんて考えていました。どんどん活用です。

脳の回復を実感した最近の出来事

「徐々に昔の私に戻ってきているなぁ…。」そんなことを実感するエピソードが最近起こりました。

近所が一時的に停電したせいで、家の中のネットワークがダメになってしまったんですよね。機械が故障したようなのです。

以前の私だったら「なぜ自分ばかりが不幸な目に合う!」と発狂状態です。

でも今は、冷静に復旧作業を行っています。昨日はイオンのパソコンの森からエンジニアを派遣していただきました。(1万5千円)

お金が痛いのですが背に腹は代えられません。

結果はというと、ダメでした。っていうか「メインで使っているルーターが故障している可能性がある」とのこと。

交換が必要なのかなぁって思っています。でも、有利に交換するために、故障と判断するに至った根拠をレポートにまとめるようお願いしました。

これを元手にフレッツ光の会社と交渉したいと思います。

まとめ

家の中のネットが使えなくなるというのはかなり大きなダメージです。

お仕事のPCも使えなくなります。それは最悪な事態。

以前なら「あああああ!」と怒り狂うだけで何も問題が解決しなかったでしょう。

今は違います。

まずレベル分けをしました。どれを優先で対応するか。どれを後回しにするか。

次に元に戻せないのなら、代替案は無いか。復旧する道筋はないのか。を考えました。

こうして、先に問題解決のストリーを作り出し、ストーリニーに沿って問題解決にあたっています。

以前の遂行機能障害状態なら不可能です。

起きてしまったことをいつまでも悔やんでいても仕方がないです。

問題が起きたのなら、どう次の一手を打って解決していくのが最善かを考えられるようになりました。

トラブルをきっかけに脳の回復を実感です。

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