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高次脳になって枯渇していた心のエネルギーがついに回復した

高次脳機能障害 体験談

今日は2021年2月2日。

私がインフルエンザ脳症で高次脳機能障害になったのは2019年1月。

障害者になってもう丸2年と1ヶ月になろうというのですね。

さて、今の私の状況はというと…

障害を持つ前からずーっとこなしてきたコンピュータシステム開発のお仕事は、病気をする前と比較して遜色ない結果が出せていると思います。

でも、ちょっと無理をしているかな?

病前と比べると一つ一つの行動がより慎重になりましたね。

元々神経質な性格。ミスをしたくないという気持ちがかなり強いのだと思います。

私って一見大人しくて組みしやすそうに見えます。でもかなりのいじっぱり。頑固者のようです。

私と長く付き合っている方々からはそう評価されています。

すっごくプライドが高いのだと思います。そんな私が高次脳になってしまいました。

でも私を支配していた気持ちは

  • 負けたくない。
  • 見下されたくない。

こうだったんですよね。だから諦めずに命懸けレベルで自分の意地とプライドを貫き通し続けてきました。

まぁ、それだけ無理をしてきたことになるのですが、無理をすると記憶や注意力が絶望的なぐらい低下するんですよね。

だから周りには…特に妻には散々迷惑をかけてきました。

このプライドと障害のバランス採りがすごく大変でした。自分一人では満足にできません。

意地を張ると抑制が効かなくなってしまいまし、注意障害の影響で全集中状態になってしまいます。

だからよく妻からは

  • 「そろそろ終わりにしないとダメだよ」
  • 「終わりにしなさいって言ってるでしょ!」
  • 「いい加減にしなさい!」

こんな感じで怒られていました。仕事のしすぎで怒られてしまうのです。止めてもらわないと際限なく仕事をし続けてしまうような状態でした。

なぜかというと恐怖に支配されていたからなんです。記憶障害なので忘れてしまうのが怖かったんですよね。それで不安で不安で抑制が効かなくなっていたんですよね。

エンジニアとしての維持とプライドが悪い方向に作用していました。

「絶対やらなくちゃ」「ダメになったと思われたくない!」って考えに支配されていました。

今はどうなのかというと「ダメになったと言われたくない。」という考えはしなくなりましたね。

そう思う必要がなくなったんですよね。記憶力が戻って遂行機能障害も解消したような感じになっているので。

もちろん以前と比べたら記憶力は落ちているようです。何となくですが実感があります。

でも落ちた記憶力をカバーする代替手段を活用できる用になったのも大きいようです。

元々IT系のツールを使うのが大好き。PCもスマホも裏紙も何でも記録するのが大好き!な性格だったのが幸いしたのかもしれません。

一時期はメモを取り過ぎて、どれが本当にすべきメモだったのかわからなくなったこともありますが、メモを取り続ける癖はつけていてよかったですね。助けられています。

いまだにネットワーク上のEXCELにスケジュールを記入して行動しています。

Googleのスケジュールも使っています。

スケジュール管理はこの二つが使えたら万全ですね。これが私の結論です。

今でも定期的に行う大事な仕事は、完了し終えた後も不安になって確認することもありますが、それでも一回確認すればOKです。安心できます。

「確認した」という事実を覚えていられるようになったのが大きいです。

以前は「確認した」を覚えていられませんでした。必ず「確認したかな?したような気がするな。不安だから念のためにもう一度確認しよう。」

これを何度も繰り返していました。メールも同じ宛先に何通も送っていましたし。送ったかどうかが不安で。

今はもうそんなことはありません。やっと自分の行いに自信が持てるようになって来た。自分を信じてあげられるようになってきた。そんな感じがします。

自分を信じられるようになるまでにまるまる2年と1ヶ月を要したわけですね。長かったです。

自分を信じるためには、心のエネルギーが必要なんだと思います。

心のエネルギーが枯渇すると、常に不安でいっぱいです。何もかもが信じられなくなります。

その結果が「同じことを何度も繰り返してしまう」なのだと思います。

心のエネルギーが満ちてくると、自分が信用できるようになります。

自分を信用して行動して成功する。すると自分に自信がつきます。ますます自分を信用できます。

ますます心のエネルギーが溜まります。どんどん行動ができるようになりますね!

ここまできたら離陸した飛行機と同じですね。あとは目的地に一直線に飛んでいくだけです。

飛行機に例えると心のエネルギーが溜まる前はまだ、滑走路を移動している段階なんですね。

自分自身の何もかもが信用できなくなってから2年が過ぎたんですね。

ということは、私は自分に絶望して信用できなくなってから、心が復帰するまでに2年の時間が必要だったようです。

心のエネルギーが貯まるまでの期間は人によって違うと思います。

早い人はもっと早いんでしょうねぇ。思うに体力がある人の方が心のエネルギーが溜まりやすいのかな?なんて思っています。

高次脳機能を支えるのは健全な肉体ですから。あ、健全な肉体というのは「障害のない肉体」という意味ではありませんよ。この違いわかるかなぁ…なかなか理解しにくい考え方かもしれませんね。

車が運転できるようになったのが心のエネルギーが爆発的に溜まり始めたきっかけのような気がします。

大学病院に入院した時からの目標でしたから。

高次脳になっても運転はできるはず。絶対に運転をしたい。

頑固な自分を発動させて、厳しい試験を受け続けてついに運転ができるようになりました。

運転時間は30分までという制限も取れました。嬉しいです!

コロナの影響で復帰してから一度も家族でお出かけをしたことがありません。

以前は年に数回どこかに泊まりがけで遊びに行っていました。月に数回は博物館や科学館に行っていました。

まだ当面は実現しそうにはないですが(コロナのせいで)機会があったら家族でどこかに遊びに行きたいですね。以前のように。

今の私が第一に攻略を目指すべきは「疲れ対策」ですね。

ほんと、疲れは高次脳機能障害最大級の壁です。

疲れを制するものが高次脳機能障害を制するのかもしれませんねぇ。

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