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またひとつ障害前の能力が帰ってきたと実感した話

高次脳機能障害 体験談

今日はとても忙しいです。やることが多すぎます。5つの作業をこなしています。高次脳はマルチタスク障害と言われているそうですが、今の私がマルチタスク障害と定義されるのであれば、障碍者ではない方はどれほどできるのでしょうか?

と、胸を張って主張できるほどに、作業をこなしています。

「なぜ自分ばかりが大変な目に合うんだ!」「もうやめてしまいたい!」「いやだいやだ!もういやだ!」「金なんか要らない!」

少し前の自分は、ほんの少しでも負担が増えるとパニックを起こして拒否反応を起こしていました。感情が抑えられずに、大声を出してぶちきれることもありました。何もかも捨ててしまいたくなる時もありました。

それが今では複数の作業を淡々とこなせています。感情の乱れもありません。

見通しを立てて、必要なものから順番に粛々と作業を進めています。時間が足りなくてできなさそうなら「ダメなものはダメなんだ」と割り切れるようにもなりました。

ごく当たり前のように感じるかもしれませんが、割り切れるってすごく大事な能力だと思います。わりきれないと「なんで自分ばかり大変なんだ!」ってパニックを起こして怒るだけ。

「どうしよう。どうしよう」恐れおののいて困っているだけ。

いずれにしろ状況は解決せずに、同じこと頃をぐるぐる回っているだけなんですよね。体力と精神力の浪費です。

結局あせって発狂状態になっても、「こりゃだめだね」とあきらめてのんびりしたとしても、結果は同じなんですよね。だったら焦らずにのんびりと、リラックスして確実にこなした方がいいではないですか。

障害を負う前の自分って、のび太のような性格をしていました。そんな以前の私が今、確かにかえってきました。

「いろいろと、できていない部分もあるけれど、出来ている部分もあるし、それでいいか。」

今まさにそんな心境でブログをのんびりと書いています。難しい事はもう明日やることにしました。仕方がないです。難しいのだから。

そういえば、障害になって間もないころ。あせりまくって切羽詰まっていた時に、周りから言われていました。

「時間で区切れ」

まさに今の私がやろうとしていることなのだと思います。作業が終わるかどうかではなくて、時間が来たかどうかで区切ってしまう。終わらないのなら仕方がないんですよ。

無理に焦ってやろうとしても疲れるし、効率が落ちるし、失敗するし、周りに迷惑をかけてしまう。無理に背伸びすることはないのです。今の私が周囲に認められないのであれば、それは仕方がないことです。もう昔の自分はいないのですから。

今、まさにそんな気分でいます。自暴自棄とは違います。本来の私の考え方ってこうだったんですよね。

無理ならやらない。そんなに無理をしない。自分のペースを守る。無理させる方が悪い。

そんなことを考えてしまうタイプ。のんびりマイペースな人間でした。

それが高次脳機能障害になって、常に追い込まれている状態で、焦りまくって、失敗して、またあせって、グルグル回るハムスターのように一歩も前進できない。いままでずっとそんな状態でした。

障害って人格を変えてしまいますね。恐ろしいです。

もうね「私にできないのだから、他の人にもできませんよ?」って考えられるようになってきました。酷い高飛車な性格ですが、これもまた以前の私なんですよね。

「出来なくてすいません。なぜできないんだろう。昔は良かった。」

ずっとそう考えていたこの2年と2か月。それももう終わりそうです。

これって自信を失って何も出来なくなるという、二次障害を克服した証拠なのかもしれません。
ついにここまで障害を克服できました。

次はどんな壁があるのでしょうか。

「真の自立」かなぁ?

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