スポンサーリンク

脳に障害があると怒りやすくなるのか?変わってしまった私の性格

こういう事を書くと引かれるかもしれませんが、正直に伝えます。

私は高次脳機能障害になって以来、性格がだいぶ変わりました。

自分に自信が持てなくなり常に不安を抱えるようになりました。その結果、行動ができなくなりました。何をするにも限界以上の勇気を必要としています。かなり無理をしています。

これだけなら「かわいそう」「大変そう」といった印象で終わると思いますが…。もう一つ大きな変化があります。

それは「怒りの幅が尋常ではなくなった。」と言うものです。

どういうことなのかというと、怒る時はありえないレベルで怒るようになりました。子供が震え上がるレベルで怒る。怒り狂うようになってしまいました。

例えば今日。家族で子供が「宿題に必要だから」と言う理由でホームセンターに買い物に行きました。その帰りに買い物の内容で一悶着あったんですよね。子供が帰りの道中に車内でブーブー文句を言い始めたのです。

普通なら大人が子供を嗜めたり、注意したり、しつけたりすると思います。妻はそのようにしていたはずです。ところが私はそうはなりませんでした。

子供がブーブー文句を垂れ流すことで怒りが爆発。運転しながら怒り狂ってしまいました。運転そのものは冷静でしたが、乗っている方は恐怖でしかなかったと思います。そりゃそうですよね…ハンドルを握ってる人がとんでもない勢いで怒鳴り散らしているのですから。

「ごめんなさい」

子供は真っ青になって謝っていたと思います。その一言で怒りは落ち着きましたが…。

これすごく危ないと思いました。私は普段はおっとりしています。とても怒るようなタイプには見えないと思います。

でも踏んではいけない怒りのスイッチが何個かあります。人間だから当たり前です。私はその怒りのスイッチを踏まれてしまうと、一気に怒りが最大値になってしまうようです。じわじわ怒ると言うことがありません。ゼロは100かの極端な振り幅になっているようです。

以前も私が怒り狂ったことがありました。それは子供が同級生に意地悪をされて帰ってきた時です。少し怪我をしていました。それを見た瞬間に私の怒りは振り切れました。怪我をした子供の家に怒鳴り込む…と言うか突入してやろうとしました。

突入してどうするかは深く考えていません。とにかくその子供の家に行く。そしてとことん糾弾しなければならない。瞬間的にそう思ってしまいました。

怒り狂って外に出ようとする私は家族と子供に制されたため、大事には至らなかったのですが、怒りの矛先を収めることができません。「どうしてもこの事件は糾弾しなければならない!」という感情が抑えきれません。そこで私がしたのは、子供から状況を聞き出した上で校長へクレームの手紙を送るということでした。

状況を詳細に書き、「2度とこのようなことがないよう対策して欲しい。対策をしたらその旨を文章にして送り返してほしい。問題が解決しないのであれば別の機関へ持ち込む。」と強い口調で文章を作り校長へ送りました。

その後、子供が意地悪をされたとは言って来なくなりましたので、うまく事が進んだのだと思います。強気な行動でしたが、いじめ(と認識しています)に対しては、初手でもこのくらいすべきだと思います。これで解決しなければ相手の家に突入です。突入してどうなるかはわかりません。いじめはどんな手を使ってでも潰す覚悟です。

スポンサーリンク

高次脳機能障害になると融通がきかなくなる

妻によく言われます「融通が効かなくなった」と。

そしてこうも言われます。

「自分だけ忘れてスッキリしている」と。

実は私、この怒りの行動を忘れてしまうのです。なぜ怒ったのか原因を忘れてしまいます。いつ怒ったのかも忘れてしまいます。そして一人スッキリしていつも通りの生活を送り始めるのです。

ところが私の怒りに付き合わされる妻は違います。私は怒り狂って暴走するのを抑えこむために必死に対応します。私は怒ると暴言もかなり凄いようです。普段は無口でほどんど喋らず「おとなしい」印象を周囲に与えているのですが、怒るととんでもない暴言のデパートになるようです。そもそも目つきが尋常ではなくなるとも言われてしまいます…。

こんなことを記事に書くと「うわぁ…」と引かれるかもしれませんが現実です。格好をつけて隠しても仕方がないので正直に書いています。高次脳機能障害になってからと言うもの、ありえないレベルで怒り狂うようになってしまいました。

幸い(?)なのは、普段は全く怒りません。そして怒りへの耐久度は人よりも高いと思います。つまり昔通りなんです。他の人よりも落ちつているはずです。

ところが「怒りスイッチ」がいくつか用意されており、そのスイッチを押されてしまうと、瞬間的に大爆発するようになってしまいました。

共通点は「理不尽さが許せない」です。私が怒り狂った時を、時間が過ぎてから冷静に振り返ると、この一点に集約されているとしか思えません。

どこかの本で読んだことがあります「高次脳は融通が効かない。」

これって私のように「理不尽な目に遭うと怒り狂う」に繋がっているのだと思います。

障害で変わってしまった性格は元に戻るのだろうか?

この瞬間湯沸かし器のような性格。すごく嫌です。スイッチを踏むと突然怒り狂う人間なんて厄介で相手なんかしたくないでしょう。私だって嫌ですよ。そんな自分でも嫌なタイプに自分がなってしまっているのです。最悪です。できれば元の性格に戻りたい。

元々の私はおっとりとしたタイプでした。大声を出して怒りくるう。なんてありませんでしたよ…

以前、この怒りやすくなった性格を自分なりに考えた時は「コンプレックスから怒りやすくなる」と結論づけていました。

でも今は「コンプレックスが原因で怒り狂うのでははないのかもしれない。」と考えています。原因がなんとも説明しにくいです。と言うかよくわからない。もしかしてこれが高次脳機能障害の感情失禁の真の厄介なところなのかもしれません。

私の特技は、どんな現状でも把握して言葉で表現することです。今までも色々な自分の障害の状況を把握して文章にまとめてきました。でも、怒りの感情が突然爆発する原因がよくわからないのです。

原因がわからないと対策が打てません。こんなことでは、今すぐ打てる対策は「私怒らせないでくれ」となってしまいます。つまり私の障害解決の鍵を他人に委ねることになってしまうのですよね。これはよくない。自分で制御できない証明になってしまいますから。

千葉リハから聞いた感情を抑える方法

千葉リハから聞いた…と言うよりも千葉リハのグループリハビリで出されたアイデアですかね。怒りが湧いた時にどうすれば良いのか?と言うテーマ。

確か「その場を離れる」みたいな感じだったかなぁ。今、手元にメモがないのでこの一つしか思い出せませんが、そんな解決策があがったと思います。

でも「怒りを感じたらその場を離れる」って、「うーん…」ですね。怒りを感じた瞬間に感情が爆発してしまいますからねぇ。その場を離れるも何もできないですよ。

「今の私には怒りの爆発を抑える術がない。」

これが結論ですかね。残念ながら。

唯一できることは「予め怒りの原因を求めておいて、怒りのスイッチを押さないように周囲が配慮する。」なのだと思います。つまり怒りの制御は自分にはできないと言うことです。

私の障害のによる不都合は周りの努力に左右されます。これが私の易怒性対策の限界でしょうか?

怒りの感情失禁対策のまとめ

  • 特定の事象に対して怒りのスイッチが存在する。
  • 私の怒りのスイッチを一言で表すと「理不尽さへの怒り」
  • 怒りのスイッチが押されてしまうと制御不可能に。
  • 怒りの原因は周囲が持ってくる。
  • 最大の対策は「怒りの原因を私に突きつけないこと。」
  • 完全に他力本願。

こうなりますね。とても残念な怒り対策となってしまいました。「怒りの原因を持ってくるな」なんて何様だ?って思いますよ。理不尽さへの耐久力が全くなくなっているようです。

でもこれが今の私の現実です。仕方がないです。こういう障害なんです。障害特性というやつです。別に好きでこうなったわけでないんです。辛いなぁ…。

「お願いだから私に理不尽なことをして怒らせないでください。」普段は大人しくて真面目なんです。

「自分で真面目」なんていうか!って突っ込まれそうですが、真面目ですよ?かなり真面目な性格ですよ?これも慢心かなぁ?

コメント

にほんブログ村

タイトルとURLをコピーしました