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高次脳機能障害克服のために|子供と接する心の余裕がなくてキツイ

数日前に、半年に一回の千葉リハの脳神経内科での診察を終えました。

だいたい良い感じで脳の機能が良くなってきているようです。

前回は精神科を進められるほどに精神が弱って不安が強い状況でしたが、かなり良くなってきています。改善の自覚がありますし、家族も「良くなっている」と認めています。

しかし、診察のたびに毎度指摘される項目があります。それは「意識を外へ向けよ。エネルギー外へ向けて使え。子供と遊べ。」というものです。

自分なりに解釈すると「閉じこもるな」「もっと外交的になれ」なのかな?特に「対子供への接点が無さ過ぎる。」のが問題のようです。

言われてみればそうです。病気をする以前は毎週子供と一緒にお出かけをして遊ぶのが定番でした。毎晩一緒に遊んでいました。

でも今は全く違います。子供を全く構わなくなりました。ほとんど口を利くこともありません。

自分だけで精一杯なんですよね。心に全く余裕が無いのだと思います。

さらに、ちょうど反抗期に突入しています。相手をするのが面倒。

私の目に写る子供は「実力もなく、責任もとらずに偉そうな事を知ったかぶって吐き続けるガキ。」です。

相手をするのが非常に面倒。怒りや疎ましさを強く感じています。

「この子供は何のためにここに存在するのだ?」

そう考えることもあります。家を汚すし、うるさいし、わがままだし、成績は悪いし、金は使うし、それでいて臆病。すぐガタガタわめく。

子供の存在が非常にイライラさせられています。

これは高次脳機能障害の影響なんでしょうかねぇ?それとも病気をしなくてもこのように否定的に感じていたのでしょうか?

こんな状態なのに

「子供と遊ぶ時間を作りましょう。」

そういわれましても…なんですよね。

正直「子供はうざったい。」という気持ちしかありません。

こういう子供に対するネガティブな気持ちを吐き出すと

「だったら最初から子供なんて設けなければよかっただろうに」

という、後出しじゃんけんで偉そうに意見を述べてくるお方が登場するかもしれませんね。

でもまさかこんな未来が待っているなんて夢にも思いませんでしたしね。

病気をするまでは、すべてが順風満帆で家族仲良く過ごしていたんですよ。

それがある日目が覚めたら

「目の前のモノを隠された途端に、消えてなくなったと思い込むほど、記憶力のない障害者になっていた。」

なんですからねぇ。人生が変わりましたよ。とにかくがらりと変わりましたよ。精神障碍者になりましたよ。

「はぁ…」とため息です。

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障害から立ち直るために、一歩一歩前進することで手が一杯

高次脳機能障害になって千葉リハで3年近く診察を受けています。そのたびに障害克服に向けてのテーマがアドバイスされます。

その時その時の状況に応じてアドバイスされます。

疲れを感じろ!疲れる前に休め!

最初の頃のテーマは「疲れ対策」でしたね。とにかく疲れるのは良くない。疲れると活動のパフォーマンスがガタ落ちします。

でも高次脳機能障害になると自分が疲れているのが分からないんですよね。疲れるほどに脳機能が低下するからますます疲れているのが分からなくなるという無限ループに陥ります。こうなると自力では休めないのでそれはもう地獄のような状態になります。

鬼のような表情で(苦しみと作業が進まない怒りが原因?)スグに消えてしまう記憶と闘い続けているわけですからねぇ。だから「時間を測って休め」とかさんざん言われました。

自分では休めないので妻が休みのきっかけを作ってくれるんですけどね。それでも休めない時もありましたね。この頃は家の中が超荒みまくりで地獄のような状態だったはずです。

暑い寒いを自覚せよ。命にかかわるぞ!

しばらくすると自発的に休めるようになりました。でももう一つ命にかかわる課題がありました。

それは「暑い寒いを自覚する事」でした。

過集中の障害もあるので暑くても暑い事に気が付けないんですよね。汗をだらだらたらしながら我慢大会状態になっても、暑い事に気が付けないのです。命にかかわります。

「暑くなったら、エアコンをつける。休憩をする。」

こんな当たり前の事。出来ませんでした。すっごく簡単。というか本能的にしますよね?普通は。

でも私はできませんでした。この頃に私が一人で暮らしていたら熱中症で再び救急搬送されていたと思います。

少なくとも「疲れたら休む。暑かったら涼しくする。」この2点ができないと、「要見守り」状態のままです。一人にしておいたら死んじゃいますからね。

その次は「外に出て活動せよ」だったかな?

高次脳機能障害には「易疲労」というものがあるんですよね。すっごく疲れやすいんです。脳が。

ちょっと刺激のある音や映像。人込みなどの影響をもろに受けます。

注意障害から来ているのかもしれませんね。注意障害って「注意力が悪くなる」ってイメージがあると思いますが、その逆もあるようです。

それが「全方向に注意力を使ってしまう。」というものです。

例えば何かに集中しているときって、外で多少の音がしても気にならなくなりますよね。

ところが高次脳の注意障害って、何かをしているときに、よそで物音がするとそちらにも注意力を使ってしまうのです。「気が散る」って言いますよね。それの超強化版のようなものです。

普通は外で音がして気をそがれたとしてもスグに元に戻れるでしょう。よほどのことが無ければ「うるさいなぁ」とも思わないでしょう。

でも注意障害の私は違いました。「ああああああああああああ!うるさい!うるさい!なぜ人が作業をしているときに限って、うるさくするんだ!あああああああ!」ってブチ切れ状態になっていました。

周囲の情報が全て脳に飛び込んでくるのです。その情報は取捨選択されません。全部処理しなければなりません。脳はあっと今にオーバーフローを起こします。疲弊します。エネルギーがなくなります。

そして「はぁはぁはあ…」と過呼吸状態へ。脳がエネルギーを消費しすぎて酸欠になるんですよ。

脳の酸欠は体全体をだるくしました。すっごく思い。起きていられない。寝てばかりです。

このとんでもない状態を改善するのが、暑い寒いの次に与えられた課題だったと思います。

どれも生きていくうえで欠かせないものですね。

高次脳機能障害とは「生きていくうえで最低限欠かせない行動が起こせなくなる障害」なのだと思います。

日常的な行動が可能になったら…社会的つながりの回復へ

最初は自分自身が一人で生きていける行動が自発的にとれるのが、高次脳機能障害回復の目標なんだと思います。

ここまで出来たら「自立」なのでしょう。

自立したら次は「社会的なつながりの回復」へと進むのだと思います。

社会的なつながりというと「会社・仕事」のようですが、それの前に「家族」なのだと思います。

私は今この家族のつながりの回復が出来ていないようです。

なぜなら「自覚していないから。」なのだと思います。

今は「ゲームでも何でもいいからとにかく関わりを持て!」とアドバイスされています。

立派な親になろうとか、子供の手本になろう。とか。そういうレベルではないようです。

  • 自分だけで精一杯。
  • 自分に利益のないものは関わりたくない。
  • 子供は邪魔な存在。

こういう考え方が私の中にあります。良くないことはわかっています。頭では。

こんな事では子供がグレてしまい、家の中が荒れ果ててしまう未来が見えてしまいます。

「なんとかしなければ」

そう思いつつも、なんともできずにいます。すっごい壁がある。

「病前のように毎晩楽しく遊べない。遊ぼうと思わない。それどころか子供は迷惑な存在。」

そんな時にちょうど反抗期突入の年齢ですからねぇ。

どうなる事やら…です。

「私は存在しないほうが良いのか?」そう思うときもありますね。

病気をして障碍者になるって本当にろくでもないですね。嫌な事しか起こりませんね。

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