高次脳機能障害である自分の転職を考える

高次脳機能障害者の就業

収入がさらに減りました。障害を負ってから減る一方です。長く続けてきたお仕事。そろそろ終わりなのかもしれません。

残念だけれど新しい職場を探さないとこの先立ち行かなくなる気配があります。生活ができません。

でも私には高次脳機能障害があります。最近は「やっぱり治ってきたんじゃないかなぁ?」「健常者と遜色ないのでは?」などと考えることもあるのですが…どこに落とし穴があるのかが分からないのですよね。不安でいっぱいです。

今行っている仕事は、工場で使用する基幹システムの開発とサポート。本来なら一人で対応できるような規模ではありません。それを何とかこなしてきました。数十年にわたってシステムを支え続けてきました。もちろん現場の方々の協力があってこそです。なければ不可能です。

それを踏まえたとしても、自分的には「いがいと仕事ができる方なのではないかなぁ?」などと思ってしまうのですが…でもそれは健常者ならなんですよね。

今の私は記憶障害、注意障害、遂行機能障害があるのです。障害者なのです。だからすっごい不安。果たして新しい職場でうまくやっていけるのかと…。

そんな私ですが、今後の事を考えてみることにしました。「高次脳機能障害者と仕事」というテーマです。今までも何度も考えたのですが、問題は深刻ですね…

高次脳機能障害者が転職するうえで問題になること

職を決める前提として「自立しており、それなりに仕事ができる状態にある」と定めておきます。今の私がこの状態です。この状態では障害年金は出ません。でも精神障碍者福祉手帳は持っています。3級です。

たしか半年に1度は通院しなければならないはずです。さらに2年に一度手帳の更新があります。精神障碍者福祉手帳は一度手に入れたからといって、永遠に持っていられるわけではないのです。なぜなら身体障碍者と違って、回復する可能性があるからです。

私の障害の状態はあえて挙げるとすれば「疲れると記憶が怪しくなる」ですかねぇ。かなり障害が改善しています。自分のペースで進められるタイプの仕事であれば、健常者と変わらないパフォーマンスを発揮できるはずです。

「それなら障碍者雇用ではなくて、普通に職を探せばいいのでは?」

となるのですが、完全に障害が無くなっているわけでもありません。微妙に障害特性が出てしまうときがあります。それが疲れてしまっている時です。そして音の情報処理ミス。さらに物覚えがやっぱり悪くなっている実感があります。

でも、それってもしかすると他の人でもあり得るレベルなのかもしれません。本当は障害はほぼ克服しきっていて、一般就労しても全く問題が無いのかもしれません。そこなんですよね。私が今一番困っている点なのです。

治らないから障害。でも治っている気がする。仕事ができる気がする。

  • 治らないから障害
  • 治ったと考えているのは自分だけ
  • 治るとしてもとても長い期間をかけてゆっくりと

高次脳機能障害になってからこんなことを何度も聞かされてきました。最初の頃は「そんなことはない
治った!」なんて考えていました。妻には何度も「もう治ったよね?」って確認を繰り返しました。

でも返事は「治っていないよ」「障害だから治らないよ」なんですよね。この4年間ずっと聞かされてきました。(ここ最近は聞いていませんけれど)

そのような経験があるので私の心の中には「私は障害者でありもう治ることはない。治ったと感じるの気のせいだ。」という情報が頭に完全に張り付いています。

そのため最近は妻に「なおったよね?」などと聞くことはなくなりました。今考えるのは「疲れると記憶が無い時がある。だから障害は治っていない。」なんですよね。

でも、仕事に関していえば「完全にこなせている」と感じています。なぜかというとミスを無くす工夫を徹底的に施しているし、気持ちの構えをしっかりと保っているからです。おかげで仕事でミスは発生していません。

新しい職場に行っても仕事ができるような気がしてならないのですが…

なさけない…転職が怖い高次脳機能障害な私

正直に言います。私、すっごくビビっています。恐れおののいています。転職をすることにです。

「なんだ?さっきまで治った治った言っていたのに!」って思いますよね。威勢のいいことを言っていたのにね。

そうなんですよ。これが今の私の心理状態なんです。

「もう新しい職場に行っても通用するだろう。」と言う気持ちと「やはり恐ろしい。仕事を覚えられる気がしない」という二つの気持ちが混在しています。

最近は無いのですが、仕事を再開した当時の「発狂するほどまでに辛かった仕事再開の記憶」が完全にトラウマになって私を縛り付けています。先に進めない重い足かせです。

本当に情けないです。こんな事だから足元を見られてどんどん収入が下がっていくのです。もう生活ができないレベル。仕事ができないわけではありません。仕事の内容と収入がアンバランスなのです。

それなのに未だに転職できずにうだうだしている。まずい。このままでは本当に不味いです。

障害を負ってから登録していた障碍者用転職サイトを再訪問してみた

実は私、障害を負って数か月後に転職を考えました。「記憶障害の状態でシステムエンジニアなんて無理がありすぎる」と考えたからです。事実、発狂寸前まで無理していましたし。

とはいっても、ハローワークにはいっていません。場所が遠すぎで行けません。運転禁止でしたし。ネットで探しました。

検索すると障碍者用の転職サイトというのがありました。@GPと言います。

一般的には障碍者雇用って身体障碍者を差します。私のような高次脳機能障害者はあまり相手にされません。脳の障害ですしね。悲しいけれどしかたないです。

でも、@GPは高次脳機能障害にも配慮がなされていました。これが他の転職サイトとは違う!って感じたところです。だから数年前に@GPにレジュメを登録しました。そして今日久しぶりにログインしましたよ。そしたらスカウトがありました。すごい!ちょっと驚きです。 また私が希望した条件に合う職場がピックされていました。「へぇ…」これまた驚き。

残念ながら提示された職場は「うーん。ちょとっ遠いなぁ」と言う感想でした。だから応募はしていません。でも数年前に書いた自己紹介文を書き直しましたよ。もしかすると条件の良い職場に巡り合えるかもしれませんし。

まだしばらくの間は今の仕事が続くとは思います。でも一時期どん底だった自信がふっかつしてきているので、そろそろ次のステップに進んでも良いのではなかろうか?という気持ちがあります。

そのうちどこかを面接してみたいと考えています。条件の良い所があればですけれどね。

「障害があるのに条件なんてけしからん」って思われるかなぁ…。でも今まで長く続けてきた仕事を変えるわけだし、転職するからにはきっちりと自分の価値を生かしたいし。それに見合った報酬も欲しい。

収入がやばいですがゼロではありません。何とか前進していきたいと考えています。新しい職場みつかるといいなぁ。

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