高次脳で記憶障害な私にピッタリな情報管理ツールは何?紙・PC・スマホとまとめて点数化してみた

高次脳で記憶障害な私にピッタリな情報管理ツールは何?紙・PC・スマホとまとめて点数化してみた

情報管理ツールって書くと豪華な感じがしますね。そんな大げさなものではありません。今回のテーマは、ずばり「メモ」です。
私はITの使用歴がとても長いので、情報管理は紙よりもPCの方が馴染んでいてやりやすいんですよね。
でも自由度や携帯性を考えると、PCを持ち運ぶわけにもいきませんし、かといってスマホは書き込みがやりにくい。
ノートPCを持って外をうろうろするのもなぁ…。
例えば千葉リハの中をノートPC持って「レッツモバイル」とかしている高次脳の人とか…どうなんですかねぇ。「あんたリハビリいらないでしょ!」って指をさされそうな気もするし。
そんなわけで自宅では付箋やEXCEに大量のメモを取り続けています。外出するときは大学ノートを持ち歩いています。
記憶障害のせいかどうかわかりませんが、やっぱり忘れちゃいますからね。忘れるのが怖くて仕方がありません。
そんなわけで高次脳機能障害になってからずっとメモを取り続けていますが、何にメモを取るのがベストなのかというのを考えたことがありませんでした。
私のメモの始まりは「とにかく紙とボールペンがあればいいや!」でしたから。
最初のころは入院した部屋のテレビ台に備え付けてあった小さなメモ帳を使っていたんですよ。
そんな記憶障害が治ったのか治っていない状態の私が選ぶ、今の自分にピッタリなメモは何か?について考えてみました。

高次脳機能障害な私にピッタリなメモ探し始まる

私、仕事柄分析が好きです。目的があって達成するための手段があって、それを点数化していくみたいな。そんなわけで、今回も自分にとってのベストなメモ媒体は何かを点数化してみました。
一口にメモを取ると言っても、使う場所、タイミング、ゆっくりでいいのか、時間制限があるのか。等々色々あると思います。
例えば、電話のメモを取るのに、いちいちデスクトップPCの電源を入れてから…なんてしませんよね。すぐ目の前にある紙にペンでメモを取るはずです。そういうシーンを想定しながらメモ媒体の点数化をしています。
「メモを取る」ということは「メモを読む」という行為とワンセットになるはずです。メモを読むということは「検索のしやすさ」も重要になってくると思います。
また、いらなくなった情報をいつまでも目に付くところに置いておくと混乱の原因になります。
特に私のように記憶障害+注意障害の場合は
「終わった仕事なのに、メモを見てまだやっていないと勘違いして着手する」
というとんでもない無駄が発生します。何度も経験しています。「それやったよ」って妻に言われた時のダメージは甚大です。
メモって

  • 書きやすさ
  • 読みやすさ(探しやすさ)

この二つがとても大事だと思います。さらに付け加えるのなら、「捨てやすさ」も大事だと思います。メモを捨てるのって勇気が必要ですから。

私にとってのベストなメモ媒体は何か?

エクセルにまとめてみましたよ!これが私にとってのメモ媒体優劣の見える化です!
↓↓↓

左側がメモ媒体。上が使うシーンです。この組み合わせで点数化しています。
結論項目の順位が1位のものが私にベストなメモです。それは何かというと…

  • MicrosoftのONENOTE
  • GoogleKEEP

このようになりました。納得です。点数化する前から使いやすいと感じていましたから。(メモとしては)
ただONENOTEはちょっと信頼性に疑問を抱いてしまったので、ちょっと遠慮しがちになっています。そんなわけで私はGoogleKEEPをPCやスマホを使うときのメモとして使っています。かなり使いやすいですね。
その次は大学ノートですね。紙のノートは自由度が高いです。ipadで手書きができるGoodNOTE5なども試しましたが、紙のノートにはかなわない。(私の用途ではですよ。)
残念なのはメモリーノートですね。これって一般的なシステム手帳のレイアウトなんですよね。これねぇ。各領域が少なすぎるんですよ。それが致命的。そして検索もとてもしづらいんです。
なぜ、この形式のシステム手帳が毎年冬になると販売されるのかが理解できずにいます。いや、これ絶対使いにくいでしょう?
それとも私の使い方が違っているだけなのかなぁ…。用途が違うのかな?あまり「何月何日に何をする」という使い方はしませんから。どちらかというとTODOリストとして使うことが圧倒的に多いですから。
まぁこれは私にとっての使いやすいメモなのでよしとします。

高次脳な私にピッタリなメモ媒体まとめ

私にピッタリなのは、ONENOTEとGoogleKEEPとなりました。
どちらもスマホでもPCでもipadでも使えます。とても便利です。
ONENOTEは文字通りノートとして使えます。紙のノートに検索機能の付いたイメージですね。上手いこと考えられています。アカウントや保存先の管理がシンプルになれば言うことなしです。
GoogleKEEPは付箋を部屋一面広げたイメージですね。タグをつけて検索ができます。こちらは何年前にため込んだデータが未だに普通に使えます。この安定感が最高に気に入っています。安心感があります。
そうなんだよねぇ。
【ONENOTEって使い勝手は良いのに安心して使えない。】
これなんですね。たった今もやもやしていた気持ちを言語化できました。
そんなわけで、惜しいかなONENOTEって感じながら、これからはGoogleKEEPを使っていこうと思います。