高次脳機能障害になって2年と2か月|私が進むべき道?

高次脳機能障害になって2年と2か月|私が進むべき道?

インフルエンザ脳症で救急搬送されたのがは2019年の1月17日です。
今日は2021年3月15日です。ということは2年と2か月が経過ですね。
少しずつ。少しずつ。行動半径が広がっています。病前を100%としたら50%ぐらいにはなったでしょうか?
障害を負ってから最初の1年は10%もなかったですから、だいぶ障害が改善したと思います。
「10%って具体的に何?」と聞かれると困りますが、最初の1年は近所のイオンにお買い物をするだけで頭が重くなってグッタリするレベルです。
千葉リハで診察やグループリハビリを定期的に受けていましたが、移動がつらいのなんのって。地獄でしたよ。易疲労全開の高次脳機能障害だった私がまともに通えるような距離じゃないです。
っていうかまともに通えませんでしたよ。前日何時間もかけて電車の乗り換え経路を作るのですが、想定通りにまともに移動出来たためしがありません。
なぜかって?わからないですよ。理由なんて。なぜかよくわからないのに、移動中に滅茶苦茶になるのです。これぞ遂行機能障害ってやつですね。
幸いにも臨機応変に行動する能力だけは元気だったので、迷子になってパニックになって自宅に帰れなくなる…ということは在りませんでしたが。これだけが不幸中の幸いですね。
ただいつも思っていました「なぜ自分の時だけ電車のダイヤが滅茶苦茶に乱れるんだ!」って。どうなんですかね?これ。
「自分が千葉リハに行こうとすると必ず人身事故が起きてダイヤが滅茶苦茶になる!」いつもこう考えていました。本当に。
毎度毎度ダイヤが乱れてまともに乗り継ぎができない電車にイライラしっぱなしでしたね。
…それも最初の1年のはなしでしたね。
やがて脳が正常に働く…というか正常に働く割委が日常生活に支障が出ないレベルになってきたというか、そのくらいになると電車も普通に乗り継げるようになりました。仕事もうまく回せるようになりました。
出来ることがだんだん増えてきました。いや、技能的には元々出来ていたと思います。でもそれを生かす脳が滅茶苦茶になっていたから出来ない。という不思議な状態になっていたんですよね。自分でもすっごく不思議な状態なんですよこれって。もう訳が分からないです。
そんな状態で病前に行っていた仕事の続きをひたすらこなしてきました。少しずつやることを増やしてきました。もうね毎日が回復への進軍って感じですね。
すべてが順風満帆に向けて進んでいる…ように思えます。思えていました。思えていたのにまた壁にぶつかりました。
最近また新たな壁にぶち当たっている感じがあります。
それはなにかというと、自分が満たされないとういか、情けないのが悔しいというか。そんな壁です。
今までは「過去の自分に追いつきたい。」が目標だったんですよね。相手は自分自身だったのです。
最近はちがっています。「周囲に認められたい」という欲求が強くあります。
病前はどちらかというと頼られていた方でした。でも今は違います。完全に「情けをかけられている」という実感があるのです。
障害を負っても見守ってくれる人たちがいる。これって本当に嬉しいです。ありがたいです。感謝しています!
でも、この状態にいつまでも甘んじている自分が情けなく感じるようになっています。
また新しいステージに踏み込んだのでしょうか?
味噌っかすじゃいやなんです。おまけじゃいやなんです。独り立ちしたいんですよ。自分で自分の道を切り開きたい。そして自分の道についてくる人を育てたい。(もしくはコミュニティーを作りたい)そんなかんじでしょうか?
初めて障害の壁にぶつかってパニックを起こしたときに私が言った言葉。
「自分には存在価値がなくなった。」
この言葉が今の私の原点かも知れないです。
きっと自分は障害を負っても存在価値を認められたいのだと思います。だから易疲労や記憶障害でグダグダになっても、病前に取り組んでいた事をなんとしてもやり遂げようとしているのだと思います。
周りの人たちが出来ない事を私自身が出来るようになったとき。それが価値あるものであるとき。私の障害も価値のある経験に昇華するのではないだろうか?なんて考えています。
「ピンチはチャンス!人生はドラマだ!」
これは私が大昔に勤めていた会社のお偉方が口にしていた言葉です。
当時は「まぁありがちな言い方だよねぇ」なんて感じていましたが、今は私の座右の銘。必ず自分自身で実現したいです!
障害に負けずに…いや、今ある状況を活用して何かを成し遂げたいです!