傷ついているように見えないから言いたい放題でも構わない?

障害を指摘しても傷ついているように見えないから言いたい放題でも構わない?

今落ち込んでいます。このレベルの落ち込みは久しぶりです。
私は結構のんびりした性格です。でも結構コツコツと努力も重ねます。粘り強くて諦めないタイプだと思います。
それでも高次脳機能障害になった直後は大パニックを起こしました。滅茶苦茶悲しみました。絶望のどん底でした。
あれから5年が経過しました。障害にはだいぶ慣れました。工夫を凝らしたおかげで、記憶書具合がありながらも健常者レベルに戻れたかのように仕事ができていると思います。
確かに心理検査を受けると障害があるのが分かります。それでも工夫を凝らせば普通に仕事ができるのです。ITの仕事でも。
また、人が手を抜いてやらないような仕事も率先してこなしています。私を馬鹿にした目で見て噂するような人を見かけたりもしますが、負けません。
結果を見せつけて味方をどんどん作って見返すようにしています。
収入だってもっと増えるように、新しい職場を探したり、休日なしで7日間フルで働き続けたりと、限界まで頑張っています。
家事も忘れません。家事の大半も私が行っています。妻もパートに出ていますから、自宅で仕事をしている私が家事の半分はこなしています。
仕事量的には50対50にはなっているはずです。こういうことを書くと「そんなことは無い!妻の方が大変だ!」などといった反論が出そうですけれどね。
私的には、内でも外でも健常者レベルで働いています。
でもね、ことある事に言われるんですよ。
「障害があるからね…」
って。
それも妻から。
以前は「妻こそが一番私の状況をよく知っている」と、妻の言葉を信じて聞いていました。
でも最近は不信感を抱いています。
「例えどんなに結果を出したとしても、この人は私を障碍者扱いするのではないだろうか?」と…。
そうなんです。妻の反応に疑問を感じているのです。先入観があるのでしょうか?それとも私に障碍者でいてほしいのか。私にマウンティングを仕掛けているのか…。
こんなことを言ってはならないのですが、もしかして「障害者差別をされているのか?」とも感じる時があります。
障害を負う前通った後では明らかに「対応が違う」と感じる部分もあるのです。
もしかして子供がいなかったら、障害を理由に離婚を突きつけられていたのかもしれません。
そんな疑いの気持ちを抱いています。いや、元々感じていたのですが、疑念が強まってきているのです。
これも、高次脳機能障害の症状の一つなのでしょうか?
妻の言葉の一つ一つが心に突き刺さっています。
その結果、私の心にの中には「今後、何をしても認められないのではないだろうか?」と。
それほど信じられなくなっています。
今までは流すようにしていました。悔しくても。笑ってごまかしていました。気にしてないそぶりをしていました。
でも余りにも人を馬鹿にする態度をとるので、つい先ほど夕飯の支度をしながら言ってしまいました。反射的に。
「障害。障害と馬鹿にするのはもうやめて。きちんとやっているでしょ!」って。
とても辛かった。悲しかった。一番の味方だと信じていた妻にこんなことを言わなければならないなんて。
障害を負って5年と2か月目の状況です。
辛いです。一番信じていた人が私を苦しめています。