高次脳機能障害からの運転再開状況|細い裏道が疲れなくなりました!

高次脳機能障害からの運転再開状況|細い裏道が疲れなくなりました!

今日はお昼に運転の練習をしました。お昼なので車どおりは少ないし、自転車で無双する人たちもいません。かなり安全な状況です。
運転再開をしてから一度も走ったことが無い新しい道を走りました。とはいっても、以前はいつも走っていた道です。
道路の特徴としては

  • 道が狭い
  • センターラインが無い
  • 人がいない
  • 歩道がない
  • 制限速度もない
  • 曲がりくねっている
  • 視界が悪いところもある

【地元の人が走る裏道】ってやつですね。管理されていない狭い道路ですが、制限速度が無いので法定速度まで出せてしまう。そんな道です。危なくて出せませんケド。
初心者がオドオドゆっくり走ろうものなら、容赦なく後ろに張り付かれます。そんな修羅達が使う道でもあります。
私が住んでいる地域は比較的人口は多いのですが、あまり道が整備されていません。表通りはいつも渋滞。ほんの数キロ走るのに1時間ぐらいかかることもあります。でも裏道だと10分。そんな感じなんですよね。
時間短縮のためには、絶対に走れなくてはならない道なのでした。

裏道を走ってみた感想

全く疲れませんでいた。
狭くて流れの速い山道です。すれ違いなどでは意外と神経を使います。縁石にこすった後なんかもありますし。私の妻はタイヤを一度「ガリッ」とやってしまい焦りました。
こういう道を走っていたから車幅間隔はばっちりだったのかもしれません。スピードを出すところはきっちり出して、すれ違いのポジションをとったりする必要がありますし、結構頭を使う道です。
そんな修羅のような道をぐるりと時間にして30分ほど走りました。その結果は【多少疲れたかな】程度でした。健常時代からある普通の疲れかもしれません。ほんと「普通に運転で来たなぁ」って感じでした。

どういうところに注意を払って運転をしている?

このような裏道を走るときはこんなことに注意して走っていました。そして今日の練習でも常時意識していました。慢心は禁物ですから。

  • 前の車との車間距離はきちんと開ける
  • 危ないから後ろに張り付かれないよう意識する
  • かといって危険なスピードは出さない
  • 路面の穴はよける。
  • タイヤやホイールをこすらないように注意
  • 狭い道ですれ違いそうなときは、平行にすれ違える位置を取る
  • 道にはみ出している雑草にこすらない
  • 死角の裏には人がいる前提
  • 見えない曲がり角では逆走自転車が飛び込んでくる前提
  • わき道から出てこようとしている車のドライバーがどこを見ているか確認
  • 酔いやすい子供が乗るのを想定して優しいブレーキ
  • 急カーブは出口、歩行者、自転車に注意
  • 左折巻き込み注意
  • 交差点進入前にルームミラー確認

だいたいこのようなことを常に頭の中で想像しながら運転しました。
常時見えないところの裏を想像しながら走るようなイメージです。自分では上手く注意が分散できていると思いますが、どうなのでしょうかねぇ?自信を持てないのが辛いですね。
でも、これで事故が起こるとしたら急激な飛び出しとか、センターラインをオーバーして突っ込んでくるとか…「それ避けるの無理だろ?」ってレベルになると思います。

高次脳機能障害の易疲労も無くなったら次は?

私の運転生活は順調に戻ってきています。疲れが無くなったのは大きいですね。ただし短い時間なので「長時間を走ったどうなるの?」という疑問は残ります。
1時間30分ごとに休憩をとれば500Kmぐらい走れるよ!になるのがゴールです。まだそのレベルではないと思うので、無理せず徐々に運転距離を伸ばしていきながら、逐一ブログで報告していきたいと思います。
【脳に障害を負っても元の生活に戻れるよ!】という見本になりたいです。