高次脳機能障害の運転再開|初めて南方面を運転

高次脳機能障害の運転再開|初めて南方面を運転

何度か北方面の千葉ニュータウンを運転したので、昨日は南方面の四街道のイトーヨーカ堂を目指して運転しました。
ちょうど買いたいものがあったので、お買い物ついでです。
経路はこんな感じです。障害を持つ前にいつも走っていた道です。休日にはよく四街道インターから高速道路に乗って沢山の場所へドライブに出かけていました。また高速道路を走れるようになりたいな。

時間にすると片道30分くらいの距離です。
千葉県は基本的に車の流れが速いです。でも歩道が整備されていなかったり、歩道があっても路駐だらけだったり、一部だけ二車線になるわなを仕掛けて初見ドライバーを窮地に陥れたり…。そんなギミックが沢山あります。走りにくい道が盛りだくさん!そんな道を走ってきました。

新しい道を合計1時間運転した結果はどうだった?

「相応に疲れたかな」といった感想です。余力はだいぶ残っている印象です。でも無理はしません。少しずつ積み重ねます。
運転中に確認する項目ってこんな感じです。

  • 目視
  • ブレーキ
  • 煽られない速度
  • 前車との車間距離
  • 後続車との距離
  • 路駐
  • 路駐の後ろ
  • 自転車
  • 逆走自転車
  • 渡ろうとする通行人
  • 右折
  • 合流車両
  • 前の車のブレーキの癖
  • カックンブレーキしない

常に周囲に注意を払って、常に考え事をしながら、運転しているイメージです。結構な情報量を瞬時に処理していく必要があるため、脳にかなりの負担がかかります。
今までは脳への負担がきつすぎて短時間の運転でもグッタリしていました。でも、今回の運転で「運転での負担にだいぶ慣れてきている。」っと確証しました。これは前回の運転でもそう感じています。
https://hiroxy.net/koujinou_taiingo/post-1638.html

ユーカリが丘~四街道のコースで注意するところはここ!


「走りました。大丈夫でした。」だけではつまらないので、これから地元で運転免許を取る人のために、スムーズに道を走るためのお得情報です。
このコースは初心者がハマってしまうワナがいくつかありますので解説します。

ワナ1:車線が突然消える



臼井の大きい交差点から四街道へ向かう制限速度50Kmの二車線道路。ここは500mほどしか二車線ではありません。すぐに1車線になります。
車線が無くなる車線を走ると不幸になります。初心者の方だとスムーズに合流するのが難しいため、道路の末端で立ち往生することになります。
私は過去に一度この罠にはまりました。しかも片側の車線は渋滞!。手を挙げて挨拶をして入れさせてもらいましたが…恥ずかしかったですね。地元の人なら絶対走らない車線を走って行き止まりでハマっちゃうわけですから。

ワナ2:朝、必ず渋滞する交差点


王子台から少し細めだけれど流れの速い道路を抜け、もうすぐ四街道インターチェンジ!というところの交差点です。
ここは昔は一本道だったのですが、交差点に改造されてしまいました。そのとたん…朝は必ず大渋滞する交差点に変貌!しかもみんな右折する車ばかり。というとんでもない交差点です。
この交差点の一つ奥の交差点からの渋滞なので、詰まりが酷くてなかなか進めないんですよね。こういう交差点では強引さが無いと一生通過することが出来なくなります。
そこで、信号が青になったら無理やり前進します。小回りで右折すると、信号が変わった時に道路をふさぐ形になるので、思いっきり大回りで車の向きを90度変えながらねじり込みます。

ワナ3:四街道インターから降りてくる車との合流


高速道路から一般道に降りた直後ってスピード感覚が狂っています。「なんだかすっごくおそーい」って感じると思います。
その状態の車が合流してくるのがこの部分です。酷いことにトラックが休憩していることもあります。合流車線は駐車場ではないです。とっても危ないのでやめてほしい!
漫然と走っていると合流してくる車とぶつかってしまいます。向こうは一般道とはリズムが変わっていますから。元々緊張する道でしたが、さらに意識して注意するようになりました。

ワナ4:帰り道でまた車線が消える…


この辺りの道路はあちこちが中途半端に拡張してあります。二車線道路と思わせておいて実は一車線。というワナが複数仕掛けられています。
障害を持つ前にドライブが趣味だったころは、この手の所見殺しの罠が嫌いでした。ワナにハマると身動きが取れなくなるため、ほんと困ります。こういう合流を早めに教えてくれるカーナビを探したこともありました。かなり前に「左車線が無くなるから右車線を走っておいた方がいいよ」って
アナウンスしてくれたらどんなに安心か…。直前に「このさき車線が無くなります」って言われても、車線変更するのは無理があります。
私の車のカーナビにはそういう機能が無いため、知らない道を走るときは必ずGoogleマップで経路を全部確認していました。どっちの車線を走るか、そのためにはどの交差点を利用すればスムーズか・・遂行機能バリバリで経路設計していました。でも今はできるのかな?設計できても
道が覚えられるか…なんですよね。記憶障害は治ったのかなぁ?治らないから障害なんだけど…なんだかよくわかりません。
たぶんできそうな気もします。でも「知らない道は一人では走っちゃダメ!」とくぎを刺されている状況なので、しばらくはお休みです。
今は知っている道をちょこちょこ走って、脳が神経疲労を起こさないように鍛える。これが運転の目的です。千葉リハの作業療法士さんもチェックしているので、運転状況を伝えるために必ずブログを更新です!