私は、これまで何度も「安定して働けること」が大事だと教わってきました。複数の就労移行支援でも、実際に働いた職場でも、何度も「勤怠の安定が一番だ」と言われました。でも、私には大きな課題があります。それは、プレッシャーに非常に弱いということです。
いくら生活リズムを整えても、いくら準備をしても、強いプレッシャーを感じると私は体調を崩してしまいます。これが、私にとって一番大きな壁なんです。実際、以前就労できたときも、最初の1カ月は毎日嘔吐や頭痛との戦いでした。精神的に追い詰められてしまい、せっかく掴んだチャンスを台無しにしてしまったことが何度もあります。
この悔しさは、本当に大きいです。せっかく頑張って手にした就労の機会なのに、プレッシャーに負けて体を壊してしまう。こんなことを繰り返していたら、いつか自分はもうチャンスを掴めないのではないかと不安になります。
私が今、何とかしたいのは、この「プレッシャーに弱い自分」です。実際にプレッシャーに押し潰されると、まず体調が悪くなり始めます。不安感が強まり、夜眠れなくなり、朝早く目が覚めてしまうことが増えます。ひどい時は頭痛が続き、過呼吸になることもあります。これが続くと、もう何をしていたのかも思い出せなくなり、完全にパニックに陥ります。
じゃあ、どうすればいいのか。私が学んだヒントの一つは、「自分の体調悪化のサインに早めに気付くこと」です。ストレスや不安が強まると、いつもと違う体調の変化が起こります。例えば、夜眠れなくなったり、食欲が落ちたり、体が重く感じたり。こうしたサインを無視せずに、早めに対策を取ることが重要です。
具体的には、少しでも体調が悪いと感じたら、すぐに休息を取ることや、誰かに相談することが有効です。私は、疲れていても「まだ頑張らなければ」と思いがちですが、それが逆にプレッシャーを増やしてしまう原因になっています。体調が悪化する前に、小さなサインに気づいて、自分を守ることが大事だと感じています。
自分の体調が悪くなるサインを見つけることは、プレッシャーに対処するための第一歩です。私の場合、ストレスが溜まってくると夜眠れなくなり、朝も早く目が覚めます。それに加えて、頭痛や過呼吸、何をしていたか思い出せなくなるといった症状が出てきます。
こうなってしまう前に、早めに自分をケアすることが本当に大切です。これを怠ると、結果的に長期間体調を崩してしまい、せっかくのチャンスを失ってしまいます。
就職すると、それまでの生活と大きく変わります。新しい職場、通勤、新しい業務内容、そして新しい人間関係。この変化に適応することが私にとっては一つの大きな挑戦です。変化そのものがプレッシャーになり、体調を崩すことが多いのです。
ここで大事なのは、変化に急にすべてを合わせようとしないこと。変化には時間がかかるし、慣れるには自分なりのペースが必要です。焦らず、少しずつ新しい環境に慣れていくことが重要だと感じます。
私にとって今一番足りないものは「心の余裕」だと思います。いつも自分にプレッシャーをかけすぎて、無理をしてしまう。プレッシャーに耐えられなくなる前に、少しでも心の余裕を持つことができれば、きっともっと長く働けるはずです。
そのためには、まず自分を追い詰めないこと。そして、体調が少しでもおかしいと思ったら、無理せずに休む勇気を持つこと。これは簡単ではありませんが、長く働き続けるためには必要なことだと痛感しています。
私に足りない大事なものは、「余裕」と「プレッシャーに負けない力」です。プレッシャーに弱く、体調を崩してしまう自分に悔しい思いをしてきましたが、体調悪化のサインに早めに気付くことや、無理をせず自分をケアすることで、少しずつこの問題を克服していけるはずです。余裕を持ちながら、自分のペースで働き続けられる力を身につけたいと思います。