もうすぐ障害3年生|簡単なお使いにすら失敗するけどピンチをチャンスにする突破口が見えた

もうすぐ障害3年生|簡単なお使いにすら失敗するけどピンチをチャンスにする突破口が見えた

昨日の夕方お散歩を兼ねてお使いに行ってきました。
頼まれたのはアオハタの大瓶のマーマレードです。450ml入りで750円だったかしら?
早速出発したのですが、途中で携帯に電話がかかってきました。
妻から追加で「貼らないタイプの使い捨てカイロ」を頼まれました。
その瞬間は良かったんですよ。ええ。
「使い捨てカイロを追加で買う。」
認識しました。で、電話を切った瞬間です。
「あれ?何のお使いに来たんだっけ?」
はい。マーマレードを買う記憶がどこかに行ってしまいました。
「あれ?あれ?なんだっけ?何を買いに来たんだっけ?」
あせります。
でも幸いにも思い出せました。マーマレード。
でも次の瞬間ある事に気付くのです。
「あれ?電話で何を頼まれたんだっけ?」
はい。最初に頼まれたお使いを思い出そうとしているうちに、たった今追加注文されたお使いの内容を思い出せなくなってしまいました。こりゃひどい。
あせります。
でも幸いにも思い出せました。使い捨てカイロです。
無事にスーパーに到着した私は、大瓶のマーマレードをゲット。次は使い捨てカイロのコーナーへと向かいます。しかし再び不幸が訪れます。
「あれ?張る奴だっけ?張らないやつだっけ?」
はい。すっかり忘れてしまいました。
正解は「貼らない使い捨てカイロです。」
でもこの時は思い出せませんでした。なぜか今この記事を書いている後日にはっきりと思い出しています。何なのでしょうこのハチャメチャな記憶。
私の性格は石橋を叩いて壊しタイプです。不確定な要素があるときは実行しません。
というわけでこの日のお使いは、マーマレードの購入のみとなったのでした。
帰ってから妻に聞くと、すごく驚かれました。いつものパターンです(笑)
治ったと思って行動していると、ひょんなことで落とし穴にはまる。そんな状況ですね私の障害は。
で、妻から「貼らないカイロだよ!」と説明を受けました。この時「なぜ貼らないカイロなのか」の理由を説明してもらいました。納得です。
あれからもうすぐ24時間がたとうとしています。
昨日変えなかったエピソード。今はすっかり思い出せるんですよね。
大瓶のマーマレード。たしか450mk入りじゃなかったかな?値段は750円です。(数字は逆かも)
貼らない使い捨てカイロが欲しい理由は、ポケットに入れて使いたいから。
今回の事件で明確になったことがあります。
それは、

  • 何らかの体験をするとガッツリと記憶に定着する。
  • 記憶に定着するし想起もできる。
  • ストーリーがあると細かい数字まで覚えられる。
  • 失敗したことは明確に覚えやすくなる。

可能であれば失敗の体験はしたくないのですが、失敗の体験をすると記憶が鮮明に思い起こせるようです。
以前からそんな気がしていましたが、今回の件で明確になりました。
大学病院の心理科の先生も言っていました。
「記憶には感情のラベルを付けよ」って。
こういうことなのだと思います。
さらに感情のラベルを強化する大切な要素があります。
それは「必ず理由を添えること」です。
理由があると頭の中でストーリーが作れます。ストーリーは脳内でエピソード記憶に変換できるような気がしています。だから理由を添えられると思い出しやすいのです。
記憶障害な人に覚えて欲しい時は

  • なぜそれをする必要なのか理由を添える
  • 理由はストーリー性を込める

この2点をいしきすると、覚えやすく想起しやすく失敗が減るんじゃないかな?って思います。
私の記憶障害・注意障害・遂行機能障害の改善の糸口になりそうです。未来は明るいかもしれません。頑張ります!