疲れています。
ずっと疲れています。
易疲労で疲れているのではありません。もう神経疲労を起こすようなことはないようです。
でも疲れています。
何に疲れているのか?
かっこよく言えば「中途障害者がハマる福祉の隙間に落ち込んだから」ですかね。
私は軽度の高次脳機能障害です。出来ることは以前と同じように出来ます。でも条件が揃うと出来ない時がある。
条件とは「疲れ」です。疲れると記憶力がまともに働かなくなります。この症状は一生続きそうな予感がします。
でも疲れていない時はほぼ以前通りなんですよ。もともと人より仕事が速いタイプだったので、さくさくと仕事を進められます。こなすスピードも依然と遜色ないです。
だからと言って調子に乗っていると…夕方以降が怪しくなるんですよね。疲れがたまってきているから。
で、失敗をする。
同じところに同じメールを何度も送ったりとかね。やたらと行動がくどくなったりとかね。
これって「失敗したくない」という気持ちが心の中にあって、その気持ちに記憶を書き換えられてしまっているからなのでは?なんて思っています。
インフルエンザ脳症で入院。一か月後に退院。そしてさらに1か月後ぐらいから仕事を再開したのですが、その時はなんどもなんども同じ確認を繰り返して仕事が全く先に進まない現象が起こりました。
これも結局「失敗したくない」という気持ちに支配されてしまったからなんですよね。やった事を忘れてしまうわけですから。疲れるとほんの数秒前の出来事も忘れていました。こんなんで「自分に自信を持って行動せよ」なんてできませんよ。無理。絶対に無理。もし出来る人がいたら「無責任」です。
きっと私は責任感が強いのだと思います。いや、臆病なだけなのかな?いずれにしろやることは同じですけどね。納得が行くまでチェックを繰り返すんです。
今はだいぶ心を強く持てるようになりました。また、仕事をまとめる工夫もだいぶ進歩しました。そのおかげで、ふとふあんになっても、即心配を解消できる仕組みがよういされているので、同じことを繰り返す泥沼にはまることは在りません。
毎日、細心の注意を払って行動しているつもりです。それでもミスは起こるんですよね。落とし穴が開いているんですよ。そこに見事にハマるのです。一度ミスをするとしばらくは立ち直れないですね。
何時ミスを起こすのかわからない状態なので、常に神経を張り詰めています。最初の頃は吐き気と過呼吸との戦いでした。今はでは過呼吸と吐き気はなくなりましたが、それでも強いプレッシャーを感じています。
プレッシャーをぬぐうかのように、ミスをしない工夫を繰り返しています。でもミスをするんですよ。これが注意障害ってやつなんですね。
ここまで注意を払って行動している私のミスに対して「注意不足だ」という人は私の周りにはいませんが、「あきれらているだろうな。」とは想像しています。本当に面倒な存在になった自覚がありますよ。
障害者はこうして孤独になっていくのかもしれませんね。世間から見放されて孤独になる経験をしたら、人の輪に入るのは難しいと思います。
以前高次脳カフェで、効能センターの方に「最大の悩みはひきこもること」って聞きましたが、わかります。そりゃ引きこもりますよ。だって行動すると失敗するのが分かっているんですもの。
それでもあえて行動している障害を持つ方って凄いと思います。勇気があると思います。なんか自画自賛状態ですが、自分で体験するとわかりますよ。滅茶苦茶勇気が必要ですから。
すごいよ。障害があって失敗を沢山経験してきたのに、それでも外に出て戦おうとする人たちって。尊敬しかありません。
「頑張る人に頑張れって言うな」って注意する人がいますが、私は「頑張って」って言いたい!
頑張って、頑張って、頑張って、負けないで!
失敗しても折れても、また復活しよう!
頑張った先に何があるのか。やってもやってもゴールにたどり着けないのかもしれないけれど、それでもやろう。何かしよう。行動しよう。
行動すれば、必ずどこかで誰かの目にとまります。その時がチャンスです。自分をアピールしよう。
アピールをしたところで何が起こるのかは分かりません。でも何かしよう。爪痕を残そう。
よし
自分で自分を励ましました。今疲れています。すごく疲れています。休みの日がありませんから。
でもやる。頑張る。頑張ればきっと何か起こるはず。
ここまで来たのです。
倒れるときは前のめり。
もしかして抑制が効かなくなっている?そんなことはないと思います。
余りかこは振り向かない。前に進む。やれることをやる。積み重ねる。
もし積み重なれば、それは財産になるはず。幸いにも私は経験を積み重ねられるくらいには脳が回復しています。以前は何も積み重なりませんでしたけれど。大変すばらしい事です。成長するチャンスがあるのです。
だから頑張ります!
疲れているけれど、まだまだ頑張りますよ!