今日は2021年9月15日です。今月は大きなお仕事が控えています。その準備で大忙し。
一人で行う仕事ではありません。大勢の人が関わります。その中でも私の役割は頭脳に該当すると思います。大勢の人たちは手足となって動きます。
どういうことかというと「責任重大」なんです。私の役割って。
この仕事は10年以上昔から続けてきた仕事です。インフルエンザで倒れた後も行いました。すっごくきつかったです。
でも全て成功させてきました。もちろん私一人の手柄ではありません。周囲の協力があってこそです。
それでも、「高次脳機能障害になっても出来た」これってすごく大きな自信になりました。
失敗は許されません。でも昔はやった事を次々と忘れていくような状態。必ず失敗してしまいます。だから、行った手順を逐一紙に書きました。ものすごく細かく書きました。
どこまで作業を進めたのか分からなくなったら、記録を読み返しました。何度読み返したことか。
そうして大きな仕事を乗り越えました。一度も失敗はしていません。
この大きな仕事は数回行っています。行うたびにミスのない作業の進め方の工夫を凝らしました。
今回はipadを導入しているのでパソコンでの記録に手書きができます。これってすごく大きい。多少の記憶障害があっても仕事の進め方がスムーズになっています。
私のミスが起こらない作業手順はこうです。↓
このやり方はMicrosoftのONENOTEが中心にいるので実現できています。以前は有料だったけれど今は無料のソフトになっていたと思います。かなり使い勝手の良いメモソフトです。情報管理ソフトはいろいろと悩みましたが結局ONENOTEに戻りました。
一番の強みは、テキストも手書きも画像も全部まとめられること。境目が無いんです。PCとipadのメモを連携して仕事に使うには最強のツールだと考えています。よしよし。
今回の大仕事は、このONENOTEをフル活用して乗りきりたいです。(前回もフル活用しています。さらにブラシュアップしています。)
ずらずらと書きましたが、これが記憶障害と注意障害のある私がミスをせずに、失敗の許されない作業をするための心得です。
そうそう。これは私ためのチェックリストですが、もしこれを社内で共有する資料にしたい場合は、資料をもう一枚追加すると良いですね。
それは、全体の流れは一目でわかる「絵」です。文章は極力削った絵を表紙の次に挟むと喜ばれると思いますよ。
このように私の障害はITを使ってカバーできるようになりました。全体像の可視化やチェックリストなどは病前に行っていた仕事が役立っているようです。
今は、病気をしてしまい残念な状態ですが、もっと脳が回復して、もっと自信を取り戻せたら「病前のように活動してみたいな。」なんて考えています。それほどまでに高次脳機能障害が良くなってきました。やったー!
脳の回復はとてもゆっくりって言われていますが確実に回復しています。
自分的には凄い勢いで回復していると思います。諦めずにのたうち回っていたからなのかもしれません。
最初の頃はブログも書けませんでした。なにせ書いている最中に何を書いているのか忘れてしまうのです。一つの記事内で同じことを何度も書いているのを、読み返してから気づいて驚いたこともありました。
少しずつ元気だったころの自分が帰ってきています。ありがたいです。
半年に一度の大きな作業は私の脳の回復を定期的に実感させる一大イベントです。次も必ず成功させます!