AIを活用した高次脳機能障害の研究探索

AIを活用した高次脳機能障害の研究探索は、最新の技術を利用してこの分野の新しい知見を発見する方法です。

本記事では、ChatGPTやPerplexityといったAIツールを使用して高次脳機能障害の研究を見つけ、その信頼性を検証するプロセスについて詳しく解説します。

AIを効果的に活用することで、より信頼性の高い情報を得る方法を探ります。

私は障害の当事者です。なのでいろいろな困りごとを経験しています。

自分の将来がどうなるのか、同じような人はいるのか、など、色々と調べものをします。

自分が一生付き合っていく障害なので強く関心があります。ネットだけではなく書籍も参考にします。

そんな私の前に現れたのがAIという便利なツールです。日常的に便利に活用しています。高次脳機能障害者生活をもっと楽に出来ないものかと相談もしまくっています。

そこで気になるのは「AIの回答ってどのくらい信頼性があるものなの?」「AIを使って関心のあるものを調べてまとめてもらうにはどうすればいい?」なんですよね。

今主に使っているのは、chatgptですが、perplexityとcopilotも気になります。geminiは「使えないなぁ」という印象を持っています。

そのような状態の中である実験をして見ることにしました。

それは、googleのトレンドキーワードを元に高次脳機能障害の情報を組み立てられるか?というものです。

「何を言っているのかわからない…」と思うかもしれませんが、わたしはこのような突拍子もない実験が好きなのです。大抵は上手くいきませんが。

ちなみに今回はうまくいっていません。でも私が考えている手順を書いてあるので読んでみてください。aiの使い分け的なものがわかるかも?

1.perplexityを使ってネット上の情報を探し出す。

「perplexityは最新の情報をネットから参照する。」と、どこかで確認したことがあります。

そこで、googleでトレンドに上がっているキーワードを使って、perplexityに質問してみました。

perplexityへの質問1

これらのキーワードから連想できる高次脳機能関係のキーワードはありますか?

「西野七瀬 大坂なおみ 鬼滅の刃 H3ロケット 藤井聡太 JR 月)9 マキノ正幸 全米シニアオープン 7月 浦和レッズ ガンバ大阪 町田ゼルビア 夏越の大祓 Microsoft バイデン マンナボーロ 紅麹 Apple Vision Pro ブルーインパルス」 

↑このキーワードの羅列が、今時点でgoogleでの検索検索件数が多い20種類のキーワードです。

perplexityからの回答1

提供されたキーワードリストと検索結果を確認しましたが、直接的に高次脳機能障害に関連するキーワードは見当たりません。

これらのキーワードは主に芸能人、スポーツ選手、技術、政治家、食品、イベントなどに関連しており、高次脳機能障害との明確な関連性は見られません。

高次脳機能障害に関連するキーワードを挙げるとすれば、以下のようなものが考えられますが、これらは提供されたリストには含まれていません:

  • 記憶障害
  • 注意障害
  • 遂行機能障害
  • 失語症
  • リハビリテーション
  • 認知リハビリテーション
  • 脳損傷
  • 脳卒中
  • 外傷性脳損傷

これらのキーワードは高次脳機能障害の症状、原因、治療法などに関連していますが、提供されたリストにはこれらに類似するものは含まれていません。

perplexityからの回答を見た感想1

「まぁ、そりゃそうだ。」です。トレンドキーワードに高次脳機能障害に関するものはめったにありません。

でもとにかく何でもいいので投げてみたのです。返ってきた答えは何時ものキーワードでした。

仕方ないのでそのまま続けてみます。

perplexityへの質問2

これらのキーワードから連想できる高次脳機能関係のキーワードはありますか?

※これらのキーワードというのは回答1で得られたいつもの高次脳関連のキーワードです。

perplexityからの回答2

提供された検索結果から、高次脳機能障害に関する研究例をいくつか挙げることができます:

  1. 東京女子医科大学脳神経内科の高次脳機能研究班では、約2200例の高次脳機能検査データベースを用いて、神経心理症状の背景にあるヒト認知機能の探索的心理統計解析を行っています
  2. ICFの枠組みを用いた高次脳機能障害者の事例検討が行われています。この研究では、高次脳機能障害が「活動」や「参加」にもたらす制限について分析しています
  3. 生理学研究所の研究会「高次脳機能研究の新展開」では、神経解剖学、神経生理学、分子生物学などの分野を統合した多角的なアプローチで高次脳機能の研究が進められています

これらの研究例は、高次脳機能障害の多面的な理解と、その影響の評価、さらには新たな治療法や支援方法の開発を目指しています。特に、データベースを用いた統計解析や、ICFのような国際的な枠組みを用いた分析は、高次脳機能障害の複雑な性質を理解し、より効果的な支援方法を見出すための重要なアプローチとなっています。

perplexityからの回答を見た感想2

ようやく高次脳機能関連の情報が出てきました。

最初のトレンドキーワードは全く関係ないですね。でも時々トレンドキーワードに高次脳機能障害に関連する言葉が出てくることもあるのですよね。例えば少し前のドラマ系にあったかなぁ。

でも大抵は出てこないです。かなりマイナーな世界の言葉ですし。まぁいつもの事なのであまり気にせずに進みます。

とりあえずは3つのテーマの研究の情報ですかね?それっぽいのが出てきました。どれもチンプンカンプンです!

そこで手元にある情報を深堀しつつ、素人の私にもわかるように翻訳していきます。

chatgptを使って情報を理解する

perplexityで情報のピックアップができたので、次は情報の内容を確認します。こちらはchatgptを使います。

chatgptへの質問1

次の3つの情報を整理してください。

1.東京女子医科大学脳神経内科の高次脳機能研究班では、約2200例の高次脳機能検査データベースを用いて、神経心理症状の背景にあるヒト認知機能の探索的心理統計解析を行っています。

2.ICFの枠組みを用いた高次脳機能障害者の事例検討が行われています。この研究では、高次脳機能障害が「活動」や「参加」にもたらす制限について分析しています。
3.生理学研究所の研究会「高次脳機能研究の新展開」では、神経解剖学、神経生理学、分子生物学などの分野を統合した多角的なアプローチで高次脳機能の研究が進められています。

chatgptからの回答1

以下の情報を整理しました:

1. 東京女子医科大学脳神経内科の高次脳機能研究班

  • 研究対象: 約2200例の高次脳機能検査データベース
  • 研究内容: 神経心理症状の背景にあるヒト認知機能の探索的心理統計解析

2. ICFの枠組みを用いた高次脳機能障害者の事例検討

  • 研究内容: ICF(国際生活機能分類)の枠組みを用いた事例検討
  • 焦点: 高次脳機能障害が「活動」や「参加」にもたらす制限の分析

3. 生理学研究所の研究会「高次脳機能研究の新展開」

  • 研究内容: 高次脳機能の研究を神経解剖学、神経生理学、分子生物学などの分野を統合した多角的なアプローチで進行
  • 目的: 高次脳機能の理解と解明

この情報は、それぞれの研究機関が高次脳機能に関して異なるアプローチと方法で研究を行っていることを示しています。

chatgptからの回答を見た感想1

「んーまーそうだね」です。当たり前です。知識が無いので「そうなんだろうな」ぐらいにしか感じません。

そこで何度か指示を出してレポートのようにまとめせてみました。chatgptすごいですよね。知識が無くても作れちゃう。

でも知識が無いと正解かどうかはわからないのよね。そこが怖い所。

chatgptに色々指示をして最終的にまとめてもらった情報

高次脳機能障害に関する最新研究とそのベネフィット

高次脳機能障害は、日常生活や社会参加において大きな影響を与える深刻な障害です。しかし、最新の研究により、診断や治療の方法が進化し続けています。今回は、東京女子医科大学脳神経内科、高次脳機能障害者の事例検討、生理学研究所の研究会による研究についてご紹介し、それぞれの研究が当事者にどのようなベネフィットをもたらすかを詳しく見ていきましょう。

1. 東京女子医科大学脳神経内科の高次脳機能研究班

東京女子医科大学脳神経内科の高次脳機能研究班では、約2200例の高次脳機能検査データベースを用いて、神経心理症状の背景にあるヒト認知機能の探索的心理統計解析を行っています。

ベネフィット

  • 正確な診断: 大規模なデータベースを活用することで、より正確な診断が可能になります。
  • 効果的な治療: 認知機能に基づく個別化された治療法の開発と適用が期待できます。
  • データに基づくアプローチ: エビデンスに基づいた治療とリハビリテーションが提供されます。

URL: 東京女子医科大学脳神経内科高次脳機能研究班

2. ICFの枠組みを用いた高次脳機能障害者の事例検討

ICF(国際生活機能分類)の枠組みを用いた高次脳機能障害者の事例検討では、高次脳機能障害が「活動」や「参加」にもたらす制限について分析しています。

ベネフィット

  • 活動と参加の改善: ICFの枠組みを使った分析により、日常生活における「活動」や「参加」の制限を具体的に理解し、改善策を立てることができます。
  • 包括的な支援: 身体機能だけでなく、社会的、環境的要因も考慮した包括的なリハビリテーションプランが提供されます。
  • 自己管理とエンパワーメント: 自身の生活機能についての理解が深まり、自己管理能力が向上します。

URL: ICF(国際生活機能分類)

3. 生理学研究所の研究会「高次脳機能研究の新展開」

生理学研究所の研究会「高次脳機能研究の新展開」では、神経解剖学、神経生理学、分子生物学などの分野を統合した多角的なアプローチで高次脳機能の研究が進められています。

ベネフィット

  • 最新の研究成果の応用: 多角的アプローチにより得られた最新の研究成果が迅速に診断や治療に応用される可能性があります。
  • 新しい治療法の開発: 多様な研究分野の統合によって、新しい治療法やリハビリテーション技術の開発が期待されます。
  • 基礎研究の臨床応用: 基礎研究の成果が臨床に応用されることで、患者の症状改善や生活の質向上が図られます。

URL: 生理学研究所

結論

これらの研究から得られる知見や技術は、高次脳機能障害の当事者に対して、より良い診断、治療、リハビリテーションを提供し、生活の質を向上させることが期待されます。今後も最新の研究成果に注目し、私たちの生活にどのような影響を与えるかを見守っていきましょう。

chatgptに情報をまとめてもらった情報を見た感想

すごいですね。何の知識も無くてもここまで作れます。

文献元を確認して正解ならば、普通に使えるレポートになりそう。

システム作り系の情報なら正解かどうかは自分の経験から分かりますが、今回は高次脳関連のまとめにしたので、よくわかりませんが。

でも見ていると何となく「そうなんだろうなぁ」と思えます。実際どうなんですかねぇ?

「aiは嘘をつくときがある」と言われます。なので知らない情報を鵜呑みにするわけにはいきません。

私は障害の当事者ですが、研究に関しては全くのド素人です。知識も何もありません。それでもそれっぽくまとめが出来てしいます。

「嘘を嘘と見抜く目」がこれからは必要になりますね。

ちなみに嘘をつくのはaiに限った事ではありません。仕事で使っているシステムも不具合で嘘をつく可能性が全くない。とも言い切れないと思います。

aiを上手く使うには、

  • 相談相手になってもらう
  • 骨組みを作ってもらう
  • 情報を探してもらう
  • 作った内容を調整してもらう
  • 作った内容を要約してもらう
  • 変な所を探してもらう
  • 足りない情報を指摘してもらう

このように核の部分以外をお手伝いしてもらうと安全に楽ができると思います。

aiはあくまでサポートとして活用し、複数のツールを使いこなせると幸せになれそうですね!