私がインフルエンザ脳症で救急搬送され入院していた頃から、脳の回復のためにずーっと続けているものがあります。
それは私の生活に二つのアロマと二つの食材を取り入れることです。
数十秒前の記憶が消えてしまう私の脳が少しでも回復するようにと、妻が調べてくれたものでした。
不思議にもこの事実は、重症だった入院中に覚えることができました。だから妻が見舞いから帰った後も続けていたし退院後も続けてこれました。
この事が私の今の回復に繋がったかどうかは、比較が出来ないため何とも言えませえんが、今でも実施していることなので記事にしたいと思います。
サイトカインストームで脳に傷がつき記憶障害になってしまった私が取り入れたものについて、1記事ずつお伝えしていこうと思います。
まずは身近なものからいきます。
記念すべき1発目はコーヒーです。がっかりしました?
カフェインが脳を覚醒させて、認知機能を高めるそうです。認知症にも効果があるとか。
東京福祉大学短期大学部教授「カフェインと脳の働き」
入院中の私の脳は半分眠ったような状態でした。
すぐに忘れちゃうんですよ。っていうか何も覚えられない。毎日何度も顔を見る主治医の名前すらも覚えられませんでした。心理の先生も毎日心理検査をしているのに顔も名前も覚えられません。
誰が見ても脳の活動が弱まり、記憶力が絶望的に弱まっている(記憶の心理検査で100人中100位)どうしようもない状態です。
このままの状態では生活どころか退院もできません。大学病院の先生は「どれだけ入院が必要になるか先が読めない」と言っていたそうです。
そんな私を見て真っ青になった妻が持ってきたのがコーヒーが入った子袋でした。
豆の種類によって、頭の回転が良くなったり、リラックスしたりと効果が分かれるみたいですね。
http://coffee.ajca.or.jp/webmagazine/health/doctor/health69-2
コーヒーは香りだけでも脳に良い効果を与えるようです。
それまでの私はコーヒーの香りが全くダメでした。頭痛がしてくるんですよね。家族にも「私のそばでコーヒーを飲まないで!」と注意をしていたくらいでした。
そんな私が「脳が治るのなら!」と毎日「スーハースーハー」とコーヒーの香りをかいでいました。もう必死ですよ!
退院後は香りをかぐのはやめて、朝昼晩と1日3回コーヒーを飲むようになりました。正直味の違いは分かりません。どれも「コーヒーの味」といった大雑把な認識ですけど。
それでも今では美味しく飲めるようになりました。苦手だったコーヒーも工夫するととてもおいしく飲めるんですね。
コーヒーのおいしい入れ方はたくさんあるようですね。YOUTUBEで検索すると沢山出てきます。
でも手間暇をかけたりだと、ものぐさな私には続けられないので、妻がいつも行っていた簡単で美味しい作り方を説明します。私的にはこれで大満足です。
これだけです。超時短で、まろやかでクリーミーな感じの美味しいコーヒーの出来上がりです。あまりのおいしさでコーヒーが苦手だった私が毎食後に必ず飲むようになりました。
注意する点があります。それは 食後30分は間隔を開けてからコーヒーを飲むこと。鉄分の吸収を阻害するそうです。
https://doors.nikkei.com/atcl/wol/column/15/011000162/020900003/
私は今までずっと紅茶党でした。それが今ではコーヒーは欠かせない飲み物です。紅茶を飲むのは朝のトーストの時だけになりました。やっぱりトーストには紅茶がマッチします!(私だけ?)
美味しい上に記憶障害回復の助けになる(そう信じています)なので飲まない理由がありません。
これからも毎日のコーヒーを続けていきます。