高次脳機能障害で東京の下町を運転!?難易度劇高どうする?

高次脳機能障害で東京の下町を運転!?難易度劇高どうする?

東京のお客さんの会社まで向かう仕事が出来ました。
でも今はコロナの感染が怖いです。出来れば混雑している電車は避けたいです。じゃぁどうすればいいのでしょうか?
考えた末「車を運転していけないだろうか?」という結果にたどり着きました。
目的地は千葉寄りの葛飾区。首都高を走るわけでもないですし、それほど長時間の運転でもありません。過去に1回だけ走ったことのある道です。
私の最大のテーマである「易疲労」は改善しました。健常者時代にもどっています。だから脳機能的には高次脳機能障害ではないと考えています。
でも、精神的に弱っている状態ではあります。自分に自信が持てない状況です。でも、絶対に乗り越えなければならない壁だと考えています。この壁は成功体験の繰り返して積み重ねていくものだと思います。
そんなわけで、妻の協力を得ながらお客さんの会社のすぐそばのコンビニまで行ってみることにしました。
特に目的地でうろつくわけでもなく、到着したら一休みしてすぐに帰ります。

実際に走ったコースはこんな感じでした


改善したとはいえ、最後まで私を苦しめた問題は「疲れ」です。疲れないようにする工夫が必要です。運転の心得として「自主的に休憩をはさむこと」が課せられています。このルールを守りながら東京方面へ向かわなければなりません。
また「知らない道を走る際は助手席に人を乗せること」というルールもあります。なので1回目でコースを覚えてしまい。2回目から一人で行けるようにしなければなりません。
運転の制限条件をまとめるとこうなります。
・目的地までの移動時間は50分。
・知らない道では助手席に人を乗せる。
ここから導いた答えはこうなりました。
・高速道路に入る直前までは妻が運転する。
・高速道路に入る直前で休憩をはさんで交代。
・高速道路~目的地までは私が運転。
・目的地のコンビニでおやつを買って休憩。
・帰りはそのまま逆をたどる。
要は妻が自宅~四街道インター直前まで運転をして、そのほかは私が運転する。という状態です。
こんな感じで疲れと安全のバランスを見ながら無理をしないように運転をしました。道は一度走れば覚えられます。

千葉の地元と東京の道は様子が違いすぎ!

実際に走ってみた感想は「当日は現地まで運転で行かないほうが良い」でした。残念ながら…。
道路の様子が無秩序すぎて厳しかったです。複雑な分岐と路駐。そして縦横無尽に走る自転車。きつすぎます。
率直に感じたことは、
「易疲労以前に、この辺りに住んでいる人じゃないと運転はかなり疲れるんじゃない?」
です。
頭がまだスッキリしている朝は良いとして、日中客先で頭を使って疲弊した後に走って良いような道ではありませんでした。私には無理です。
たまたま選んだ道が悪かっただけかもしれません。幹線道路の方がはるかに安全で走りやすいですし。
でも、訪問時間が指定されている当日は避けたほうが無難ですね。誰にも迷惑をかけたくないので安全確実に行ける手段を別に考えたいと思いました。
こんな事を考えられるのは遂行機能がばっちり働いている証拠かもしれません。ありがたいです。以前だったら「車で行けないどうしよう!」と、パニックです。

千葉から東京まで安全に行く方法ってなに?

都会なら電車があります。でも今はコロナが怖い。ではどうすればいいのか?
「総武横須賀線のグリーン車で行けばよい」
そう思いつきました。
グリーン車は平常時でも昼間は客がほとんど乗っていません。そこへ今はコロナ騒ぎですから車内は完璧にガラガラでしょう。下手すりゃ私一人の乗車かもしれません。
そんなわけでお金がかかりますが四街道駅からグリーン車で移動しようと思います。普段利用している京成線は避けます。
四街道までは車を運転していきます。千葉リハ時代のように妻に送ってもらってもいいし、四街道の駐車場に止めるのもありです。こちらもお金がかかりますが.…仕方ないです。世の中がこんな状況ですから。
本来なら何も悩まずに、京成線と総武横須賀線でさくっと行ける場所です。でも今は非常事態。人と会うのは避けなければならない。延期が出来たらベストなんだけれど私の判断ではどうすることもできない。
やるしかないんですよね。生きるために。
とりあえず試した結果、安全な方法を発見できたので良しとします。
脳は少しずつ確実に回復していますね。もしかしてもう回復しきったのかな?だとしたら残った問題は「自分に自信が持てない」ですね。最後の大きな壁です。
疲れやすさは…どうなんでしょうね。相応の疲れでは?とも思っています。となると易疲労問題もクリアなんですけどね…。