記憶障害のある高次脳な私が転職するとどうなる?

記憶障害のある高次脳な私が転職するとどうなる?

最近ですが、新しい職場に出向く可能性が出てきました。
今の仕事も続けますので、半分は既存の仕事。半分は新しい仕事。という形になります。
最近は仕事のペースが以前のように戻ってきました。退院後に仕事を再開をしたころに比べたら雲泥の差です。たぶん普通の人と同等。もしくは速いかもしれません。
「高次脳なのに仕事の速度が健常者よりも速い」なんて書いたら「ふざけんな」って思われそうですが、もともと仕事をこなすスピードがべらぼうに速かったので、こんなものだと思います。(慢心でしょうか?)
それだけ記憶の想起力がしっかりしてきた。なおかつ自分の記憶力を信用できるようになったのだと思います。信用できないと確認、確認、確認…と無限に確認し始めてしまいますから。何度もチェックをし直してしまうのが私の仕事が遅かった最大の理由です。
さて、そんな私が新しい職場にいくとなるとどうなるでしょうか?普通の人のように行動できるでしょうか?
いいえ、そんなことはありません。やっぱり苦手な部分はあります。かなり強烈な苦手な部分です。今思いつくだけで2つあります。まずはこれらを克服しなければなりません。

記憶障害な私が克服すべき事その1

すでに職場からは出勤の予定を票をいただいています。この日は誰それが現場に出る。ってやつです。課内のメンバーの名前が書いてありそれぞれ、出勤可能な日が書いてあります。
ここで問題が潜んでいることに気が付きました。なんと私はメンバーの名前を覚えることが出来ないのです。
なんとなく顔は思い出せます。でも名前が覚えられない。そりゃ一度や二度で名前を覚えられる人なんていないでしょう。では、1週間、2週間と毎日、毎時、ことあるごとに値物のように暗唱したとしたらどうでしょう?普通の人なら名前なんて覚えてしまうのではないでしょうか?
私は未だに怪しいです。ようやくここ1日、2日で暗唱できるようになったかな?というレベルです。たぶん実践では使い物にならないとおもいます。だって無意識レベルでパッと名前が出てくるものではなくて、しばらく考え込んだ末に、頭の中に名前があぶりだされてくるといったレベルですから。
名前があぶりだされるってどういうことなのかというと、私は名前を思い出すときは、メンバー全員の名前を頭から順番に暗唱するんですよ。顔も一緒に。フルネームで暗唱します。○○さん、△△さん、□□さん…というイメージで。
時間はかかりますね。パットでないわけですから。でも、多少時間がかか全員の名前があぶりだされればよいと思います。そのうち大脳皮質に名前が定着すれば自然と名前が出てくるようになることでしょう。
ところが今困ったことがあります。それはなぜか必ず一人だけ思い出せなないんですよね。
○○さんが思い出せたときは△△さんが思い出せません。△△さんが思い出せたときは□□さんが思い出せない。いつもこのパターンにはまります。いつも全員の名前を暗唱できないんですよね。一体どういうことなのでしょうか…。

記憶障害な私が克服すべき事その2

メンバーの名前が思い出せない。記憶できない。って結構厄介ですが、もう一つ厄介ごとがあります。それは電話応対です。
さてさて…私は音を記憶するのがどうも下手なようです。人の話が右から左へ抜けていくんですよね。だから電話がとても苦手。
電話ってマルチタスクですよね。音を聞いて、理解して、応答して、メモを取る。4つの作業を同時にしなければなりません。かなりきついです。
さらに私は口下手でしゃべるのが苦手。病後は自宅に引きこもり状態でめったに口を開く機会がありません。「わたし喋る機能が退化してるんじゃないかな?」レベルでしゃべらないです。だから、はっきりはきはき話す!なんて超苦手科目です。
でも電話ははっきりはきはきと話さなければなりません。それでなくても4つの作業をしているんですよ、そこへ意識して話すという苦手科目が追加される…大変すぎます。上手く行くのかしら?
今から心配ですが、これも克服しなければなりません。当たり前ですよね。普段は普通に会話ができるのだから「電話ができない」なんて言ってはいられませんよ。

お客さんの応対もあります

そうそう。新しい職場ではお客さんとの応対もあります。
私、意外と知らない人と直接話をするのは平気なんです。電話はダメなんですけれどね。不思議です。
病前はセミナー講師とかで普通に知らない人の前に立っていたりしたので、そのへんの経験が生きているのかもしれません。あとは仕事で「おしえる」という経験もさんざんしてきましたし。私は人に教えるのが上手だって評価されていたんですよ!(自慢)
いちおうお仕事のメインは「お客さんの対応」になると思います。次は電話にでることかな?
お客さん対応はあまり意識せずとも出来そう。記憶が悪くても大丈夫な予感がします。必要な情報は紙に書いて壁に貼っておけばいいし。
でも、電話はね…電話だけがネックです。恐ろしいです。新しい試練の到来ってやつですね。
もし、対人も電話も上手く行けたなら…どうなんでしょうね。もう高次脳機能障害卒業ですかね?
「とりあえず二次障害が発動して精神科へご案内」は避けられそうです。千葉リハからは精神科受診の案も出ていますが。この新しいお仕事を乗り越えられたら自力て精神障害を乗り越えたことになりそうな気がします。
そこまでいけたらもう完璧!?…といいたいところですが「疲れると記憶が想起できなくなる障害」だけが残ります。これをいかに乗り切るかですね。
インフルエンザで脳症を起こして2年半。新しい世界への挑戦です。絶対にこなしていこうと思います。