高次脳になって悔しい事があっても、皆がいるから乗り切れる!中途障害なんて屁でもない

高次脳になって悔しい事があっても、皆がいるから乗り切れる!中途障害なんて屁でもない

最近は高次脳で欠けた機能を補いつつ、うまい具合に社会生活が送れています。やりがいも見つけて色々チャレンジしています。楽しかった病前の頃が取り戻せたかのようです。
でも、やっぱり何かが違うなぁって思うことがありますね。
最大の問題点は夕方になると忘れてしまうってことですね。もうこれは治らないのかなぁ?って思えてきました。夕方以降に昼間の出来事を思い出せなくなるんですよね。
でも常にそうなるわけではありません。仕事で疲れるとなるようです。私の仕事はシステムエンジニアですから頭を超使うんですよね。だから仕方ないかな。
「高次のなのによくエンジニアなんかできるな?」って思うかもしれませんが、地べたを這いずり回った結果、出来てしまったのだから、説明のしようがないです。とても珍しい事例だと思います。
ITと紙のメモを駆使して記憶障害の対策をしています。だいぶ上手に対策をとれるようになったかな?
これからの私は年齢的にも脳の力が衰えていくわけですし、メモを使った記憶対策は必須なのでちょうど良い機会だったのかもしれません。
そんな感じで、なんとか歯車が良い方向に回転しだしてきたかな?って思えてきたころに、また一つ壁が出てきました。
それは「対人関係の壁」です。この対人関係は身内とか知り合いではなくて「赤の他人が相手の時の対人関係」ってやつですね。
私は知らない人が見たら記憶や注意力が落ちているようには見えませんから、っていうか主治医が見ても「障害が分かりづらい」って言うくらいですからねえ。それだけ普通の人に見えてしまうわけですが…それでもやっぱり記憶障害があるんですよ。
私は音声主体の瞬間的な情報を記憶する力がとても低いです。だから知らない人から急に声をかけられても「???」ってなるんですよね。すっごく困るんです。
何が困るのかというと臨機応変な対応が取れません。あらかじめ決められたパターンの仕事をこなすのは、人一倍速いです。たぶん3倍くらい速いと思います。でも臨機応変系はダメダメ。
人の指示が頭の中に入りません。右から左です。電話なんてもっとダメです。
おもわずメモを取らなくちゃ!なんてやったら、メモを取ることに脳を100%使ってしまうため、電話の声が入ってこなくなります。本当に困ります。電話をしながらメモを書ける人って凄すぎですよ。尊敬です。
そんな「見た目は普通だけれど、音声によるコミュニケーションが弱い。」という私。対人系のお仕事が滅茶苦茶苦手です。だって臨機応変の塊ですからね。お店のお仕事をする人って凄すぎでしょ!
高次脳な私にとっては、エンジニア職に次に関わってなならない職なのかもしれません。
でも仕事を選んでいたらお金が減っていくばかりですし。大学病院の入院費は30万円と高かったし、その後の障碍者生活で減った収入をフォローするために、私の貯金はすっからかんになったし。
しんどいけれど我慢してやっていくしかないんだな。って考えています。。
幸いなことに、職場の方々はみんないい人ばかりなんですよね!これはもう最高ですよ!ありがたいです。職場の方々と仲良くやっていけるかどうかって、滅茶苦茶重要なポイントですよね。
職場で仲良くやっていけている限りは、苦手な対人系の仕事も頑張ってやっていけるな!って思います。
今はコロナで景気が悪いし、仕事状況は滅茶苦茶だし、まだまだ動く時期ではないと思います。せっかく良い環境に恵まれたのだから、うまく立ち回っていきたいですね。
私は障碍者ですが、様々な経験を持っています。その経験は職場で即役立つものばかりです。そもそもがITのエンジニアですしね。職場改善もやってましたし。
そんな私が持つノウハウを徐々に職場に提供して、仕事のやり方を発展させて、皆を楽にできたら面白いだろうなぁ。なんて考えています。
頑張ります!
そして障害を完璧に制圧して見せますよ!!
多少の中途障害なんて屁でもない!というところを見せたいですよ!