高次脳機能障害者の就業はどこで?「明朗塾」での打ち合わせ内容

高次脳機能障害者の就業はどこで?「明朗塾」での打ち合わせ内容

高次脳機能障害になって丸4年が経過しました。5年目に突入です。
次のステップ「就労」へと進み始めています。とはいっても、仕事はずっと続けてきています。働いていなかった期間は退院直後の1か月間だけなんですよね。
脳に障害を持った直後は自覚なんてありません。その状態で病前の仕事の続きを始めたものだからそれは無大変な騒ぎになりました。気が狂いそうになりました。
そんなとんでもない再開でしたが、それから丸4年が過ぎたんですよね。高次脳にはかなり無理のあるシステムエンジニアの仕事を続けながら…
でも、最近思うのです。「きちんと仕事を行っているのに収入が低い」「もっと稼げていいのでは?」「というか、稼げないとダメでしょこれ。」って…。
といわけで千葉県の障碍者の就職に強い紹介所に行ってきました。名前を「明朗塾」と言います。このような連携です。

千葉リハ>高次脳センター>明朗塾
千葉リハから繋がっているのです。「塾」なんてついているから、怪しい所を思い浮かべましたがそうではないそうです。紹介してくれたところが千葉リハ繋がりなので大丈夫のようでした。
と言うわけで、昨日高次脳センターの人と共に行ってきました。明朗塾へ!

就職するなら明朗塾での初回の打ち合わせの様子

まずは概要からです。
場所は千葉県の八街にあります。JR八街駅から歩いて数分の場所です。

実は私、前日の日曜日に車で現地に来てみました。「電車が嫌いだから外出はなるべく車で行きたい。でも知らない場所は時間が読めない。それに駐車場もわからなくて当日路駐になるのは嫌だ。」こんな理由からですね。
このような経路を通りました。酒々井アウトレットを目指してそこから南下するコースです。

時間的には車で50分ほどでした。電車で行く場合は1時間30分ほどです。やはり電車は時間がかかりますね。
ところが当日は電車で行きました。なぜかというと下見のときに駐車場を見つけられなかったからです。なんということでしょうか。
千葉ニューなどと違い明朗塾周辺は道幅が狭いです。容易にUターンなどもできない道路状況です。そんなわけで「ゴールが明確ではないから車での移動は無理だな」と判断しました。残念。
車で行きたかったです。運転大好き!

後日現地で確認したのですが、明朗塾の対面に駐車場がありました。なんという事でしょうか…。この辺りの情報はHPにも掲載されていなかったので情報の更新が必要なようですね。

障碍者就労の面接の内容は?

大きな流れでは

  • 1回目:障害になった経緯や、現状のヒアリング。
  • 2回目:希望する仕事のヒアリング。
  • 3回目:会社見学
  • 4回目以降:体験

このような流れになりそうです。正確なことは体験してみないと判りませんが、ざっくりというと「現状把握と要望確認。そこからマッチング。」ですね。
当事者の要望なしでは仕事の紹介のしようはありませんし。

私が希望する条件

  • 私はこんな感じで就業を考えています。
  • 通勤しやすいこと。
  • そこそこに文化的な生活が送れるお賃金であること。
  • 自分の特技が活かせる職種であること。
  • 電話対応は苦手。
  • 突発的な割込みは苦手。

高次脳センターからは「何を優先するのか順位を付けましょう」とアドバイスを受けています。そうなると私的には

  • 仕事内容
  • お賃金
  • 通勤

となります。これらを事前に紙にまとめてから打ち合わせに出向きました。
高次脳センターからは「私の現状。障害特性の報告」がなされました。

  • 疲れると記憶力が低下する
  • 複数の情報で混乱する
  • 前後で話が混ざる
  • 慣れている仕事は問題ない
  • 慣れていない仕事はルールを忘れる
  • 疲れやすさがまだある

「あなたは私のお母さんですか?」というぐらい、「言われてみると、そうだよなぁ。」と感心せずにはいられない報告でした。まいった!ぐうの音も出ません。

いつも思います。「千葉リハの診察や高次脳センターの判断って適格だよなぁ」って。
恐ろしいほどです。逆に言うと「私自身よりも私の事を知っているじゃない!すげえええ!」なんですよね。
本当にすごいです。頼りになりまくりです!

今後の私の進路はどうなるのか?

この日の話をまとめるとこうなりました。

  • PC操作は素晴らしい!
  • クローズ就業は心配。障害をオープンにしないと経歴から想像される能力と現状がアンバランスすぎて周りが困惑する。
  • SEを続けるのは疑問。挑戦しても壁を乗り越えられなくて私自身ががっかりする可能性。
  • 転職で完全に切り替えるのではなくて、現状に新しい仕事を追加するのはどうか?

こんな感じですね。私としては「エンジニアとしてやれる。やりたい。やれるのでは?」と思わなくもないのですが…でも過去の自分と今の自分を比較してみると「うーん…。」となるのも事実です。
やはり記憶障害はあります。今でも結構無理して健常者と闘っている部分があります。以前なら余裕をかまして出来ていた作業なのに、いきなり難易度が上がったように感じていますし。とにかくプレッシャーは酷いです。
となると、やはり新しい世界に飛び込んでいく必要ってあるのかな?って思えてきています。
無理をせずに今よりも良いお賃金で、家族の負担を軽くさせてあげられたら…そこを真のゴールに据えた場合、私がエンジニアを続けるかどうかって「枝葉」なんですよね。
大事なのは今とこれからです。今までは光を沢山浴びる世界にいました。それが出来なくなってしまった可能性がある。たぶんできないのかもしれない。
「脳の病気をしてしまう=エンジニアとしての人生の終わり」なのかもしれません。ここまでよく頑張りました。
…うーん辛いなぁ。
とりあえずは、今は次回の明朗塾で打ち合わせる内容をまとめなければなりません。宿題が出ています。打ち合わせには宿題はつきものです。っていうか宿題をこなさずに行う打合せって時間の無駄ですからね。
ダラダラとタバコを吸いながら意見を募ったり説教をしたり…サラリーマン時代はそんな会議を何十回と経験しました。時間の無駄でしたね。私が主役の会議ではそういう時間の無駄はしたくはありません。
障碍者就労に向けて頑張りますよ!
ちなみに宿題の内容は次の7つです。

  • 転職をどう実現するか考える。
  • どの様な職種が良いのかを考える(具体的な募集も確認せよ)
  • エンジニアがダメな場合はどうするのか考える。
  • どのくらいのスパンで転職するか考える。
  • 本当にエンジニアは可能なのか?エンジニア以外では何が良いか?考える。
  • いくら稼ぎたいのか決める。
  • オープン・クローズ。どちらで攻めるか考える。

さぁ、次回打ち合わせに向けて自分の気持ちをまとめておこうか!