高次脳機能障害になって4年と4か月目です。
 今日は遂行機能障害について書こうと思います。
 …って思っていました。すごく調べました。色々と。下書きしました。
 下書きをして色々と調整しているうちに「何が何だか分からなくなっちゃった」と言う状態になりました。
 インド人もびっくりですね!
 これが遂行機能障害です。私の遂行機能障害の下地には記憶障害と注意障害があります。やっていること、やるべきことを見失ってしまいます。
 定型業務などならマニュアルを作るから問題は無いのですが、このブログ記事のように「好きにしてよい」という状況になると途端に障害の症状が出ます。何が何だか分からなくなり迷子になってしまうのです。
 仕事よりも日常生活の方がしんどさを感じています。仕事はかなり複雑なこともこなせるのですが。日常生活は本当にボロボロです。
 だから妻には「治っていないよ!」って言われるんですよね。自分的には仕事の方が比重が高く、その仕事はミスなく進められるため「治っているんじゃない?」と言う評価になります。ここが夫婦間で私の障害への判断が違う部分ですね。
 そんな妻いわれて困る言葉があります。それが
 「好きなように進めていいよ」
 という言葉。
 これを言われると私はフリーズしちゃうんですよ。なぜかというと選択肢が沢山現れてしまい、目移りして、選択できなくなるからなんです。
 その様子を妻が見て「治ってないねぇ」って判断されてしまうんですよね。しんどいです。
 仕事でもこういう事ってあるんですけれどね。なんとなくぼんやりとした指示の仕事とかね。でも仕事の場合は質問できますからね。
 その辺りは冷静に遂行できます。
 でも夫婦間の会話の場合になるとね…「高次脳になってからくどくなった」とダメダ視されてしまいますから。
 それで会話はシャットダウンされてしまいます。しんどいです。本当にしんどい。
 これが高次脳機能障害になって4年と4か月目の私の日常です。
ホント、あいまいな指示はやめてほしい。
 そうそうもう一つあった。
 Aの話をしている時にBの話をしないでください。話が混ざりあってCの話が私の脳内に展開されます。
 全く別の話をし始める時があります。原因は二つのテーマの話を私にするからです。
 対応できません。作話の原因になります。
 自分のポンコツさ加減がつらすぎます。相変わらずな私に妻もガッカリしていることでしょう。