やめたい。逃げたい。でも進むしかない:高次脳機能障害の現実

しんどい。しんどい。しんどい。

本当にしんどいです。

何がしんどいか。障碍者用の支援を受けるための流れと選択がしんどいです。

滅茶苦茶サポートしてもらっています。本来なら自分で完結しなければなりません。が、一人で無理です。絶対に無理。

だから凄く感謝しています。

それなのにしんどいです。

私は今、選択を迫られています。期限は近いです。ずっと考えてきました。長く決められずにいます。

一度決めても引き返してしまいます。延々と繰り返しています。

これが本当にしんどい。私が鬱になってしまった真因がここにあります。

きっちりと選択出来たらどれだけ楽になれるだろうか。この問題は自分には荷が重すぎ。解決できない。本当にしんどい。

他にもしんどいことが盛りだくさんです。例をあげます。

しんどさの具体例

  • 長い間、選択ができずにいるが決めなければならない現状が最もしんどい。(しんどさの親分がコレ)
  • 複雑にやることがありすぎて、予定を立てるのがしんどい。
  • 予定を固めても、次々と状況が変化するのがしんどい。
  • 状況変化に合わせて、周知し、根回しするのがしんどい。
  • 病気にならなければやらなくてもいい事だと思うと悔しくて仕方がない。
  • 混濁する記憶を常に整理し続けなければならないのがしんどい。
  • どんなに整理しても必ず記憶の混濁が発生するのがしんどい。
  • 記憶の混濁が自分に都合が良いと、現実を知った時にがっかりする。
  • 記憶の混濁が自分に都合の悪い話だと、常に不安に襲われ続けたままになる。
  • 周囲に確認する頻度が高すぎて確認を嫌がられる。
  • かといって確認しないと不安で鬱が加速する。
  • 常に気持ちがぐらついており全く安定しない。
  • 自分で決められない事を自分で決めなければならない。
  • 努力しても努力しても努力しても成功しない。認められない。不安が付きまとう。
  • 努力が抜けると周りから避難される。
  • 努力を重ねると周りから避難される。

朝早く目が覚めて辛いのも。これが理由。他にもっと根本的なものもあるけれど詳しくは書けず。ここが真因。辛すぎ。

障害にさえならなければこんな思いはせずによかった。ずっと幸せに暮らせられた。仕事と趣味と家の事を楽しくこなせていられた。

でも病気をした。障害になった。それでも働き続けるという選択をした。

それは途方もない茨の道だった。

平和に静かに安心して暮らせる世界ではありませんでした。

退院してからずーーーーーーーと。6年間近く苦しみ続けています。

障害になっても仕事を続けるとこうなるのですね。

頑張って、努力して、壁を乗り越えて。福祉の力も借りて、周りの力も借りて、頑張れ、頑張れ、頑張れ…

まだ頑張っている最中です。

やる気はあります。でももうやめたい。常にめちゃくちゃです。

自分の意思では制御できない部分に負荷がかかって、心が壊れはじめて鬱の状態になりました。

それでも今週も来週も頑張ります。頑張らなければならないからです。

「頑張らないように努力せよ」だったかな。

そういわれて病院を退院したのに、ずっと頑張り続けてきました。これからも頑張り続けることでしょう。

高次脳機能障害当事者同士の話し合いで知りました。私だけが苦しい環境で焼かれ続ける選択をしていました。新しいステージへ進めたみんなが羨ましかった。私も楽になりたい。

それなのに未だ楽になれる道を選択できずにいます。

辛いです。もう辞めたいです。

でも続けなければなりません。

辛いです。辛いです。辛いです。

でも続けなければなりません。

あー辛い。辛いよう。