高次脳機能障害になって3年3か月|経験のまとめ

高次脳機能障害になって3年3か月|経験のまとめ

桜の咲く季節が近づいてきましたね。
インフルエンザ脳症になったのが2019年1月の事でした。
それまでは毎日仕事をバリバリこなしていました。毎日外で打ち合わせ。
打ち合わせが無い時はシステムの開発。それでも土日はしっかり休む!非常に充実した日々を送っていました。
…が、そんな日々は突然終わりを告げました。
思うに、客先に出向く際に利用した電車の中で感染したのでしょうね…
インフルエンザに罹ったのでしょう。その二日後に私は脳に傷を負い、高次脳機能障害者となりました。
毎日元気いっぱいにガッツリと働いていた私。コンピューターシステムの開発で頼られる立場だった私。
…何もかもが終わりました。
…ただの足手まといになりました。
泣きました。毎日毎日。過去の自分を思い出して。
それでも昔の自分を取り戻そうと気が狂いそうになりながら頑張ってきました。頑張りすぎるから「頑張るな」と制されました。でも頑張りました。
今では何とかやれています。でも心がくじけてしまっているので100%回復しているわけではありません。つねに恐怖との戦いです。吐きながら戦っています。
そんな私の3年3か月をまとめました。
ある日突然高次脳機能障害になった私が、のたうち回りながら回復していく様子です。

高次脳機能障害 回復見込み

高次脳機能障害の程度は人によって様々です。でも一つの回復の目安になるとは思います。
目の前のモノを隠されると「あれ?どこにったんだろう?」と探し始める私でしたが、今では「夕方になると忘れっぽくなるかな?」ぐらいにまで回復しています。

高次脳機能 回復過程

私がインフルエンザ脳症から高次脳機能障害になってから、運転再開して普通に働けるようになるまでのプロセスをピックアップしました。

運転 検査 高次脳機能

免許センターと連携している千葉リハで実施した、私の運転再開までのプロセスをまとめました。

高次脳機能障害 イライラ 対処

高次脳機能障害になって感じたのが「自信を失う」という事。そのせいか周囲に異常なほど敏感に。些細な事でキレるようにもなりました。
でも時間とともに心が落ち着き、今では元通りの穏やかさを取り戻しています。