高次脳機能障害の運転評価|日本高次脳学会の資料から

https://www.higherbrain.or.jp/research/driving

日本高次脳機能学会というサイトを見つけました。そこで自動車運転に関する評価の資料を見つけました。

脳卒中関連の資料のようです。

資料では注意機能、空間認知、遂行機能、知識、判断、これらを総合的に判断して運転評価をするらしいですね。

運転を控えるべきかどうかを判断する流れの資料もありました。

意識障碍やせん妄はわかるのですが、失語症が判断に大きくかかわっているようですね。

ここの資料では「神経心理学検査に基づく自動車運転評価のフローチャートⅠ」が分かりやすいと思いました。

参照:脳卒中,脳外傷等により高次脳機能障害が疑われる場合の自動車運転に関する神経心理学的検査法の適応と判断

資料を読むと障害に対して「このような状況なら運転は控えるべき」と記述してありました。実際に私もこのフローチャートに従って運転再開評価をされたのだろうなぁ。と思います。

認知症、半空間無視、注意・処理速度、遂行機能、失行など、「あぁ…なんかそういう検査やったなぁ。」と頭の中にぼんやりと浮かんできます。でもざっくりとしか覚えていません。見れば思い出すと思いますが、再び見ることは無いでしょう。

検査は午前午後と丸一日かけて実施したりなどもありました。音を使った検査もありました。運転の検査だけで何回千葉リハに通ったかなぁ…結構な回数を通ったと思います。毎回へとへとになりました。

そうやって障害になって2年後に運転再開を実現させたのだったかな?あれから何年経ったかなぁ…3年半くらい?

ずっとゴールド免許を維持しています。ただ長距離は殆ど運転していません。そろそろ宮城の実家に帰省できるかな?なんてかんがえています。運転では疲れることが無くなりましたし。

そうそう、運転再開して一番しんどかったのは「疲れ」です。本当にべらぼうに疲れましたよ。もう二度と運転できないのではないか?と心配しました。

なのでさいしょはゆっくり近所から。少しずつ時間を増やしました。今は10時間運転しても平気ですよ。もう障害前と同じ距離を安全に運転できると思います。