なぜ学校でインフルエンザの集団予防接種をさせないの?

なぜ学校でインフルエンザの集団予防接種をさせないの?

インフルエンザの予防接種を打つ打たないの話題が注目されています。既に流行していますものね。
インフルエンザで一生寝たきり直前まで行った私にとっては「予防接種は必須だろ!」一択。でも世間様の意見では賛否両論のようです。

  • インフルエンザワクチンが義務だと知らなかった。
  • ワクチンは効かないという情報にマスコミが飛びついて広まった。
  • 学校の責任を軽くするためにワクチン接種をやめた。
  • そもそも予防接種には意味がない。

調べてみると専門家の意見も分かれています。そのため予防接種に意味があるのかないのか、混乱している状況のようです。
インフルエンザで散々な目にあっている私は今以下のように判断しています。

インフルエンザの集団予防接種には意味がないのか?

やっぱり意味はあると思いますね。まだの人は今すぐ予防接種を受けに行った方がいいんじゃないかなぁ?って考えています。
目的は「予防接種=重症化を防ぐ」です。
勘違いしてはならないのは「予防接種=絶対に感染しなくなる」ではないと言う点です。
多少は感染しにくくなる。とのことなので感染はするときはする。しかし「事前に身体をウイルスに慣らしておくから、いざ感染した時に免疫が暴走するのを、ある程度防ぐ効果も期待できる。」という二つの防御壁が作られるみたいですね。
私は医者じゃないので断言はできません。同じようなことが厚生労働省のページに記述してあります。
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html
重症化すると、こちらの記事のようにインフルエンザ脳症になるケースがあります。他人事ではありません。私がインフルエンザ脳症を発症した当日の体験談です。
https://hiroxy.net/infuruenza_nyuin/post-71.html
想像してみてください。数日前までは元気に仕事をして夕飯を食べて風呂に入ってプレステをして遊んでいたんですよ(潜伏期間中)。それがある日の朝に「同じことを数分ごとに繰り返す」といった説明のつかない行動をとるようになっていたのです(発症)。
まだの人は今すぐ病院に駆け込んだ方がいいんじゃないかしらねぇ…。

専門家の中にはインフルエンザワクチンは意味がないと主張する人も

「インフルエンザ・ワクチンは効きません! 関係者には常識です」
このような主張をする専門家がいます。Amazonからも本を販売しています。内容はこうです。

 1.日本で接種が始まった当初から関係者にはわかっていました。効かないということが。
 2.効果がないので1994年には小中学生への集団接種も中止されてしまったほどです。
 3.効かないことは厚労省もわかっています。「流行対策がない」との批判を避けたいだけです。
 4.インフルエンザ・ワクチンは血液中にしか抗体を作れず、のどや鼻には抗体ができません。ウイルスはのどや鼻から入るから感染はまったく防げないのです。当然「家族や周囲の人や乳幼児にうつさない」ということも不可能です。
 5.インフルエンザ・ワクチンはもともと流行を予測して作られているだけ。そのうえに、インフルエンザ・ウイルスは日々猛スピードで形を変えるので効果は期待できません。
 6.インフルエンザ・ワクチンは、製法上、弱い抗体しか作れません。殺したウイルスの、さらにその一部だけを使って作るので、体内で増えず、ウイルスの一部に対する抗体しかできません。
 7.高齢者の肺炎や乳幼児の脳症はインフルエンザとは無関係です。「かかっても重症化を防ぐ」も嘘。そのようなデータは全くありません。
 8.「打っておいたほうがいい」どころか副作用があるから怖いのです。死亡者も出ています。打たないほうが安全だし安心です。そもそもワクチンは病原菌なのだし薬事法上は劇薬です。接種にはもっと慎重であるべきです。
 9.効かないことを知っている医師も多いのですが、患者離れが怖いから言えないのです。
 10.インフルエンザ・ワクチンは儲かるからなくならないのです。皆さんも、マスコミやお友達の言うことを真に受けずに、この本で真実を知ってください。
 本書には次のようなことも書かれています。
 手洗い・うがいはじつはインフルエンザには効果がありません。ウイルスはのどや鼻の粘膜についたとたんに感染してしまうからです。対処法は日頃から健康に気をつけるだけ。
 自然にインフルエンザに感染したほうが、ワクチンとは比べ物にならないほどの強い抗体が作られます。多くの人が知らず知らずインフルエンザにかかっているのです。丈夫な体でいれば症状も軽くすみます。
 インフルエンザは2,3日寝ていれば自然に治る「かぜの一種」にすぎません。恐ろしい病気ではないのです。
 インフルエンザにかかっても熱を下げてはいけません。熱は体がウイルスと闘っている証です。
 解熱剤タミフル脳症の原因と疑われています。大人も打つのはやめましょう。
 2007年春の若者のはしか流行は、誰もがはしかワクチンを打つようになったせいで起きた皮肉な現象です。はしかのウイルスに接触する機会が減ったので、ワクチンで作られた抗体が強化される機会もなく、弱くなってしまうのです。ワクチンには「絶対」も「安心」もありません……など。

専門家にこうハッキリと主張されると「私のインフルエンザ脳症はいったい?」「運が悪かっただけなの?」そんな気持ちにさせられます。ただしこのあたりの主張は気になりますね。

 自然にインフルエンザに感染したほうが、ワクチンとは比べ物にならないほどの強い抗体が作られます。多くの人が知らず知らずインフルエンザにかかっているのです。丈夫な体でいれば症状も軽くすみます。

 ほんとうに自分の脳細胞が破壊されるくらい強い抗体が出来ましたね。脳内で傷が光っているのをMRIの画像で確認しましたし。その後遺症で精神障碍者手帳3級です。(ホントこんな文章を書くと怪しいサイトの怪しい作者にしか見えなくなりますが…事実ですからねぇ。)

 インフルエンザは2,3日寝ていれば自然に治る「かぜの一種」にすぎません。恐ろしい病気ではないのです。

 熱が出たので病院にかかりました。自然に治るどころか異常行動を起こし始め救急車で搬送です。寝たら治る?私もそう思っていましたケド。

 インフルエンザにかかっても熱を下げてはいけません。熱は体がウイルスと闘っている証です。

 熱は少し上がった程度でした。

 解熱剤タミフル脳症の原因と疑われています。大人も打つのはやめましょう。

 タミフルは使っていません。インフルエンザを発覚した病院にてゾフルーザという薬を飲まされました。

インフルエンザの予防接種は結局どうすればいいの?

私のような経験をしておきながら家族に
「インフルエンザの予防接種は意味がないからやらなくていいよ」
とは言えません。我が家では全員予防接種を行いました。予防接種には効果を発揮するまでのタイムラグと、効果を発揮し続ける期間がありますので注意です。

インフルエンザ予防接種の効果が有効な期間は?
通常成人では1回の接種で2週後から血中の抗体の量が増え始め、4週でピークに達し、3~5カ月後から低下します。
その間、ウィルスが体内に侵入してくると免疫系が反応して抗体の量はまた増えるため、ワクチンの効果はもっと長く続く可能性もあります。
https://www.yomeishu.co.jp/health/3561/

またテレビで流行が知らされる時期は病院が超混み混みです。インフルの予防接種を受けに行ったはずなのにインフルに感染して帰ってきた。なんてこともありえるでしょう。
ちなみに入院することになってもベッドが空いていません。またインフルエンザ警報が出ているため見舞いも禁止となります。めちゃくちゃメンタルがやられます。
早めに対策を打っておかなければなりません。